2009年6月23日火曜日

twitterを一年間使ってみて


6月20日は僕のtwitter記念日。昨年から使いだして一年になります。使い始める前は、知人がtwitterやってた事を耳にして、「それって何か楽しいの?」「うーんどうですかね?」みたいな感じだったので、正直、期待はしてなかったんですが、やりはじめて生活が激変しました。そんなわけで、ありきたりですが、twitter使いだして感じたことを書いてみようと思います。

フォローすることについて
Twitterの楽しさはまずはフォローすることからはじまる、、、僕はそう思っています。なぜ、フォローするのか?についてですが、僕自身はその人の息遣いを感じたてみたいというのが、もともとありました。この利用価値を見いだすきっかけになったのは、mehori師匠です。もう少し正確に言うと、mehoriさん本人ではなく、lifehacking.jpに出てくる人です。僕がmehoriさんの記事で1番面白いと感じて いたのは、伝説の研究者の記事です。内容から、日本で、いや、世界でトップクラスの研究者である事が推測できましたが、そういった人が、日々何を考え、どのように行動しているのか、その人のオーラをmehoriさんの文面から感じる事ができました。これがきっかけとなり、著名人が日々どんなことをしているのか自然と興味がでて、twitterが有効なツールであるという結論に達しました。そしてまたmehoriさんも、本業をやりつつ、ライフハックに関係する数々の面白い記事を書き、サクセスストーリーを進んでいる。この人は、日々どんなことを考えてるんだろう?どんな時間の使い方をしてるんだろう?そんな動機もあって、mehoriさ んのフォローは僕の中で三番目に位置付けられています。
まあ実際には、あんまり僕自身注目してる人も多くなくて、結局、知人が多くなりましたけどね。基本的に僕は誰でもフォローする訳ではなく、知人あるいは著名な方を原則としてます。これは、情報洪水に溺れないよう僕自身の自己防衛策でもありますし、また、知っている人の日常の行動を感じたいという意図があります。僕をフォローしてるのにされてない方、申し訳ないですけどご理解下さい。


呟くことについて
最 初にtwitterを触って直感したのは、これって、いわゆるユビキタスキャプチャーのツールに使えるかも?ということです。ただ、それならメモ帳にかいたらいいじゃん、という事になります。「なぜネット上で公に呟くのか?」僕はこの問いについては、「なぜブログを書くのか」と同義だと思ってます。今でさえ、blogというのはたくさん存在し ますが、そうはいっても世間のほとんどの人がblogをしているというのは間違いです。ほとんどの人はblogなんて書いていないでしょう。
世の中には、自己表現したい人と、したくない人が存在します。インターネットというのは、容易に自己表現を可能とするメディアであり、その特性が両者の存在を浮き彫りにさせています。なぜ、呟くのか?という問は、なぜ自己表現したいのか?という問と同じあり、これを説明することは難しいのではないでしょうか?個人的には、呟きたいから、、、としか言いようがないですね。たぶんblogを書いている人は、自己表現したい側にいる人でしょう。きっとtwitterにハマる可能性は高いと思います。
 ただし、気軽なつぶやきも気をつけないと、ついうっかり公にしてはいけない事を呟く危険性はあります。blogとは違い、推敲はしないと思います。時々、危ない発言をされてる方がネットで話題になってます。ここは、経験が必要でしょう。というか、twitterの仕組みがちょっとわかりにくいというのもありますね。

情報収集源として
様々なメディアがtwitterに対応しているように、フィードがわりになりつつあります。ぼくはこのやりかたには、弱冠の違和感を感じつつ、なにかあたら しい可能性が潜んでいるという気もしており、どう判断すればいいのかモヤモヤしているところです。ただ、面白いのは、フォローしている人の呟きから、いろいろなニュースを知ること。ある意味、たくさんのフィードを追うよりもfollowerのつぶやきをみるだけで、最新の世の中の動きや、自分に有益なニュースに出会うことがよくありますね。


生活の一部になった
そんなわけで、twitterを使うことが、日々の習慣というか生活の一部になりました。いや、正直、中毒になっています。僕の日常を紹介しますと、
  • 朝、目覚めとともに、ふとんの中でtwitter
  • 通勤時間中、電車の中でtwitter
  • 職場にて、一息ついたらtwitter
  • 帰宅後、ソファーにすわってtwitter
  • 寝る前に、ふとんの中でtwitter
というように、僕の左手にはいつもiPhoneがあり、呟いてます。ちなみに、Twitterが世間でも受け入れられているのは、
  • 呟きという免罪符が産み出す発言の手軽さ
  • followという人との繋がりの緩さ
なわけですが、それに
  • モバイル環境との親和性
  • 簡素な入力インタフェース
が加わって、相乗効果を生み出していると思います。僕の場合はiPhoneですが、アプリの利用率を調べたらおそらくtwitterが1番な気がします。「iPhone使って何やってるの?」っていわれたら、「twitter!」、「iPhoneで何が便利になった?」「twitter!」と答えてしまいそうです。ケータイからも使えるらしいですし、PCを使わなくてもイイもいうのは、呟きたい時に呟けるという、呟き(twitter)のプラットホームとしては、モバイルは最適と言えるでしょう。

そんなわけで、twitter未体験の人は、ぜひ一度使ってみてください。ただし、使いすぎは体に毒ですので、お気をつけください。

目標まであと76日

2009年6月19日金曜日

僕が新型iPhoneを購入することに決めた理由


さっそく予約してきました。iPhone3Gからの機種変です。ちょっと悩みましたけどね。金額も高いし。ただ、今回は大手量販店のポイントを活用することで、新規購入にはさほどお金がかからないことに気づいたので、自分の中でGOサインがでました。もちろん理由はそれだけではありません。

速さ
新型iPhoneのネーミングにスピードのSがついているように、最大のウリはスピードの向上でしょう。いうまでもなく、モバイル機器はスピーディーさが求 められます。ノートブックがいまいち普及しにくいのは、さっと起動して、さっと書き込む、、、ということができないからです。iPhoneはその点はマシでした が、そうはいっても若干のもたつきがあります。場合によっては、ケータイの方が挙動がはやかったりすることもあります。ただ、iPhoneは、そのもたつきを 独特のインタフェース効果によりうまくごまかしてきた訳です。しかしながら、3.0により軽快に動くようになりました。まるでiPhoneが生まれ変わったかのようで、速度が生み出す快適さというのをあらためて実感しました。ということは、新型になればもっと快適になるのではないか?そんな期待感が僕の中で高まりました。

カメラ性能の向上
iPhone を使い出してから変わったこととして、カメラの使いかたです。ユビキタスキャプチャーツールとして、カメラは重要なツールになりました。現機種の欠点はマ クロ撮影ができなかったことで、僕はGriffinのマクロレンズケースでごまかしてました。でも新型は画質の向上とAF搭載。これでますます写真がとりやすくなり、いろいろ なシチュエーションでの活用が期待できます。

動画撮影機能
じつはこれが一番気になっています。動画?そんなの何に使うの?と思う 人もいると思いますが、そもそもカメラでさえ、以前は全く使ってませんでした。ケータイのカメラ?何に使うの?そう思ってました。それと同じことが、、、 つまり、ユビキタスキャプチャーの新しいメディアとして、動画撮影が位置づけられていくのではないか?そんな期待感があります。

電子コンパス
こ れは依然から欲しかった機能です。僕は、auのGPSのナビには昔からお世話になってました。これがあるからauを使っていたといっても言い過ぎでないくらいです。 iPhone以降はグーグルマップのお世話になりっぱなしですが。電子コンパスについては、auを使っていたころからその利便性は経験してましたし、方向音痴の僕にとって、マップをさらに快適にする電子コンパスには期待せざるをえま せん。

ほかの機能は、、、まあ、どうでもいいかな。音楽はあまり聴かないし。まあ、これだけあれば充分でしょう。というか、ぼくは本質的に新しいもの好きなんです。これはじぶんのアイデンティティです。もともと僕はこの10年間、毎年ケータイを機種変してきましたし、、、だから、自分の欲求にウソをつきたくない。欲しい?じゃあ買おうか!

今後のiPhone購入計画
つ いでに、僕のiPhone購入の今後の計画も決まりました。今回は、量販店のポイントの力を借りて一括で買うことにしてますが、一年後、もしまた新型がでたら、今 度は分割で買います。そしてまた、一年後は、ポイントを活用して一括でかいます。というように、二年おきに一括で買うことで分割払いを重ならないようにし、またそれができるようにポイントを効果的に溜め る、、、うーん、アホですね。
ちなみに、ポイントってそんなに溜まるの?って疑問がでてきそうですが、まず、ちょっとしたパソコンパーツとかはよく買いにいきます。それと本です。プログラム系の本も量販店でよく買います。このブログを読んでる方は、きっとかなりの本代を使っていると思いますが、それに10%のポ イントがつけば、、、なんかすぐiPhoneが買えそうな気がしてきませんか?ポイントためて何に使うか?個人的に悩んでましたが、もう迷いません。全てはiPhoneのため。うーん、やっぱりアホですね。

まあ、正直、先のことはわかりませんし、考えたらきりがありません。iPhoneよりいいガジェットがでたらそれに切り替えます。ただ確実なのは、新型がでたら買うという自分の性格。待つことの利点はあまり感じられなかったというのもあります。実際には、現機種の月月割が消えるので損をしますが、先延ばししたからといって、こんどは1年後にまた同じ状況が発生しますからね。いつ買っても損をするわけだし、だったら先延ばしする意味がない。半年後には本体価格も下がってるだろうけど、さすがにそこまで待てない。(たぶん、半年おくれターンで機種変更するのが一番安いでしょうね)だったら少しでも損を減らすようにポイント活用と、、、

と、いろいろ書きましたが、このエントリーが皆さんの新型購入の背中を押せるようであれば幸いです。3GS。みんなで変えれば怖くない!

目標まであと77日分

2009年6月17日水曜日

分散と集中が生み出すブログハック

このブログを書き始めて半年が経ちました。本音としては毎日書きたいところですが、時間もネタもなく、それらが両方満たされた時に投稿してます。まあ、当初の公約通りですね。もともと僕は、いわゆるブログ自体は1999年から仕事日誌として書き始めてますが、自分の独り言であったり、仕事録が目的でした。そんな僕がこのブログを 立ち上げた理由は、自身のライフハッカーとしてのブランド作りの一環なわけですが、ブログを増やしてみたことにより気づいた、分散と集中によるブログハックについて書いてみようと思います。


1つに集中させる
もともと書いていた(今も書いてますけど)日誌ブログは、とくにネタは限定せず、なんで もかんでも放り込んでました。まさに一極集中です。そもそも自分のためのメモでしたから、それでよかったですし。ただ、いちおう模範としている人はいて、書き始めた当時(1999年以前)から大学教員で日記を書いてる知人がいまして、NHKにも出てたくらい面白い日記を書いてました。僕自身、昔から日記を書くのは好きでしたから、その人の書き方も時に はマネしつつ、基本的には何でもありにしてました。このように、情報を集中させていくことのメリットの一つは、継続のしやすさです。何でも書いたらいいの で、ネタに困らない。時間さえあればいい。継続は力なりと言われているように、日記が続くことで、それなりに読者は増えてきます。学会とかにいって、日誌読んでますよーとかよく言われてました。

いっぽう、デメ リットですが、メッセージ性が低くなること。なんでもかんでも、ごった煮のコンテンツだと、その一つ一つのクオリティを高くしておかないと、魅力が半減します。サーチエンジンの傾向をみても、一つのエントリーに、たくさんのことを書いてしまうと、上位に引っかからないようです。先日、PCの設定をしているときに、過去にも悩んだことのある問題にぶつかりました。とりあず、自分の日誌ブログに解決策をメモした記憶があったので、ブログ内検索することですぐ見つけることができました。でも、Googleで同様のキーワードで 探したら上位には出てきませんでした。他のサイトと書いてあることはさほど内容は変わらないのに。。。上位に上がってきているサイトは、ごった煮のようなサイトであっても、一つのエントリに一つの内容というものでした。僕のはあるエントリーの中の一項目としてその話題を書いていたので、キーワードの優先度が下がっている のかもしれません。


複数のブログに分散させる
上記にも書きましたが、ライフハッカーとしてのメッセージ性を高めるために、このブログを立ち上げ、ブログの分散化に踏み切りました。(実は、このライフハッ クブログの他に、ふたつほど別途新設してます。)テーマを特化したことにより、1つのエントリーで扱うテーマは当然1つでよくなります。
するとAccessがどうなるか?Google Anslyticsで調べてみると、このサイトのアクセス増加数は、日誌ブログより倍増しました。といっても、ほんと雀の涙程度の比較対象なので数自体はしれてますが。。。また、名古屋ライフハックのみなさんに宣伝した経緯もあるので、善意でアクセスしてくれているだけかもしれません。

一方デメリットですが、継続が難しい。このブログ、半年も経ってる のに、まだエントリーが20くらいしかいってない。6月になってちょっとやる気になって増えてますが、こんなペースだと、目標の100エントリーまで、何年 かかることやら。継続が難しい理由は、テーマを絞り込むコトでネタがなかなかでてこなかったり、文章の洗練化に時間がかかるということ。まあ、毎日投稿す るだなんて、もともと考えてなかったですが、アクセス数がちょっと増えたりすると嬉しいし、ちょっと書かなくなったりして、アクセスが減ったりすると 焦りします。というのも、日誌ブログを1999年から続けていると書きましたが、2003年から数年くらい、仕事が忙しすぎて更新が手に付かなくなった時期がありました。その際、かなり読者が離れていったような気がしてます。また、分散により更新対象が増えたことから、日誌ブログのほうの更新もおろそかになってきている気がします。


僕なりに得たブログハック
で、そんな感じにブログの集中と分散をそれぞれ経験して、メリット、デメリットを実感したわけですが、今までの状況を踏まえて、僕なりに得たブログハックは、「ブログの分散化は、ブログの役割分担を生み、自己ブランドを明確にする」ということです。
ぼく自身のブログの最初の動機は、先ほども書いたように仕事録な訳ですけど、分散しておく方が仕事録の管理もしやすくなる気がしてます。僕は大学教員という仕事柄と個人的な性格から、日々の教育活動、研究活動において、いろんなタスクと向き合い、アイデアや想いが、日々、泡のように現れては消えていきます。それをいままでは日誌ブログで拾おうとしていた訳です。この戦略自体は間違ってないと思います。しかし、日々のタスク処理において、自分が何を考え、どんな工夫をしてきたか、、、 という振り返りやアウトプットを考えた時、集中の方法だとその考えがつかみにくくなっていたようです。
そこで、ブログの分散化が効果を発揮します。分散化によりターゲットを絞ったブログは、書く内容が必然的に限定されます。しかも、そのブログの作成ページの前では、何かがのりうつったように不思議と深く考えることになり、記事を書く過程で考えも整理されていく感じです。ブログの役割がはっきりしたことで、思考もクリアになっているのでしょう。このような分散化は結果的に、僕自身の、教員として、研究者として、 ライフハッカーとして、、、のブランド化につながっていくような気がしてます。

なお、日誌ブログは今後も内容を問わず、継続と蓄積を最優先に書いていきます。日誌ブログは、どちらかというと日々のさまざまな出来事や行動をまとめたキャプチャー的な役割なっていくような気がしてます。これは、日々のタスク処理を円滑にするための材料にもなっていきます(この話はまた後日とりあげます)。

なお、上記の結論はあくまでも僕個人の場合の話です。ブログを増やしたり、あるいは減らしたりする際の考え方として参考になればと思います。

目標まであと78日分

2009年6月14日日曜日

モバイル回線の経費削減にEMチャージを活用する

D11LC

僕はモバイル環境にはいろいろこだわった経緯があり、iPhoneに出会うまでは、各種 PDAの購入にはじまりいろいろ試行錯誤をしていました。その一つがイーモバイルのEM・ONEα。auからスマートフォンが出るのを今か今かと待ちわび て、待ちくたびれて2007年11月に購入しました。これは実に名機だと思います。しかし、iPhoneに出会ってしまい、不要のものになっていました。 さようならー。ただ、話はそう簡単ではなく、2年契約で最低2000円/月は払わないといけない。これはもったいない。なんとかこの回線を有効活用しなけ れば、、、、


データ通信カードを買い増しする
イーモバイルの利点は、PC接続しても5980円で使い放題ということ。最初は、EM・ONEをPCにつなげて出張時にデータカード代わりにしてました。しかし、
  • でかい
  • バッテリーが必要
という欠点がありました。とくにバッテリー問題がやっかいで、そのままつなげるとノートPCよりも先にEM・ONEが持たない。ACアダプターをつければいいですが、なんかすごく面倒。スタイリッシュじゃない。
と いうわけで、PCカードタイプを「買い増し」をすることにしました。ケータイでいう機種変更みたいなものですが、本体だけを購入できます。回線の2年契約 はそのままになりますので、解約金はかかりません。で、カードの価格が29000円。まあ、おかねはかかるのですが、無駄に2000円払うより、積極的に 使っていこうと。実際は、量販店のカードのポイントが溜まっていたので、格安で買えました。


TypePで使えない。また買い増しか?
そ んな感じでPCカードを利用していたのですが、VAIO TYpePを買ってPCカードスロットがないことに気づきました。どうしよう。USBタイプのカードをまた「買い増し」するか?さっそく店頭に行って、一 番安い機種の値段を確認すると、旧タイプのUSB型の通信カードD11LCが24000円。うーーーん、、、さすがに迷いましたね。回線を有効活用するた めに2万以上も金はらうのか?

EMチャージへ
ふと、EMチャージというのがあるということを思い出しました。家に帰り、サイトを開いてみることに。すると、衝撃に事実が!!
「D11LC 期間限定・特別値引き 16,980円 ⇒ 9,980円」
「最大5,000円分の通信料無料付き(実質端末価格 4,980円)」
ん? これ安くない?店頭で24000円が実質端末価格 4,980円になってる。うーーーん、こ、これは?単純に端末を買うということだけでもオトクではないか?というわけで、衝動買いしてしまいました。旧型 のため3.6Mしか速度はでないようですが、今までもそうでしたし、3.6Mという回線速度は個人的にはまったく問題はありません。

既存回線利用よりもEMチャージがお得かも
さて、端末を格安で手に入れることができたので、あとは、既存の回線のSIMをさせば有効活用できるか、、、、ということかと思いきや、ちょっとまったー!既存の回線を寝かせてでも、EMチャージを活用するほうがお得なことが見えてきました。
先 月、僕は出張で2日ほどイーモバイルのPCカードで通信をしました。で、今月の請求額は5980円とパケット上限に到達していました。だいたい、PC接続 したら、あっというまの上限いくんですよね。でももし、これがEMチャージだったらどうなるか?EMチャージは1日使い放題で630円です。2日間使った として、1260円のチャージ代金です。これに寝かしている回線の基本料金2000円を追加しても、3260円です。5980円と3260円。2720円 お得です。単純に1日使い放題の繰り返し利用を考えた場合、月に6日以内であれば、トータルで5980円を抑えることができるのです。僕は毎月そんなに出 張で出かけるわけではないので、EMチャージを主に使った方が得のようです。
もちろん、EMチャージには欠点があります。チャージ金が90日間ま でなので、それまでに使い切るかチャージする必要があります。それでも、イーモバイルの通常契約をするよりはお得な気がします。EMチャージだと30日定 額で4,410円です。これって、普通に回線契約しているよりも安いんですよね。

そんなわけで、EMチャージ、、、なんかあまりにもいいことばっかりのようで何か落とし穴があるような気もしますが、とりあえず、11月を過ぎたら、イーモバの本回線は解約しようと思ってます。

目標まであと79日

2009年6月11日木曜日

TypePを試用してモバイルツールのありかた考察


TypePを入手しましたので、使ってみました。デジタル派の僕としては、この手のミニPCは大好きです。以前も、リブレットを購入してます。その前はビクターの InterLinkといったように、とにかく小型のノートを積極的に買ってました。で、今までの経験上、モバイルパソコンは小さければいいものではないというのが僕の最終結論でした。

用途は何か
資料、文書を作成するのは小さいPCでは難しいです。リブレットは小さすぎでちょっとキーが打ちにくい。小さい僕 の手でも打ちにくいのですから、ほかの人はなおさら、ということでしょう。また、画面が小さいため、狭くなって作業がやりにくい。ノートはしょせんサブで あって、ここで本業をしようなんてこと自体間違ってる気がしてました。

どこで使うのか
そんな小さいPCをどこで使うのか?ということも考えてみる必要があります。僕が一番夢見ていたのは、通勤電車の中で、、、ということ。これはいままでできた試しがありません。小さいと言っても結局重たいですよね。最近、いろいろなのが店頭に並んでいますが、やっぱり重い。1Kg前後をさまよってる感じです。膝に載せるとやっぱり重い。それに打ちにくい。 あと座れればいいですが、座れないとノートPCはまず利用不可能です。

以上のことから、僕は小さいノートPCを求めるのはやめ、B4サイズノートをメインノートPCにしていました。でも、そんな僕にもう一度夢を見させてくれそうなのが、TypePです。

圧倒的な軽さと薄さ
まずはこ れに尽きるでしょう。TypePは1Kgを軽く 切ってます。店頭で実機を持つと明らかに違いがわかります。それに薄い。よくここまでがんばったな。さすがソニーってところです。


画面もワイド・高解像度
最近ではあたりまえのワイドスクリーンなのが個人的にはありがたいです。手持ちのノートPCは従来の正方形に近い形でしたので。PCの画面というのはただ広さに関係するのではなくて、横幅が大切なんだなという気がしてます。結果的に、キーボードサイズも広くなってうちやすそうです。


SSD内蔵
モバイル環境は過酷なわけですから、気軽にオンオフできることが重要。SSDなら、ディスクへの衝撃を気にしなくてもいいです。電車のなかでも、パタっと閉めることができます。

おしゃれである
冗 談のようですが、これもけっこう重要です。この記事は、近所のおしゃれなカフェでtypePを開いて書きはじめましたが、まったく違和感がありませんでした(と思って おきます)。ワインレッドの色を選んだからも知れませんが、みごと風景に溶け込んでます(ホントか?)。おそらく周りの人は、僕がPCを触っているとは気づかないでしょう。いや、気づいたとしても、さほど気にならないと思います。はい。やっぱり、ここは冗談ということにしておきます。

使用後雑感
というわけで、期待感たっぷりでさまざまなシチュエーションで利用してみましたが、、、正直、トータルの感想としては期待はずれです。

(1)遅い
動作が遅いです。atomでvistaを動かしているからでしょうか?講義中にPowerPointを投影させたり、PDFを開いたりしたのですが、動作が遅い。ファイルオープンとかがかなりもっさりです。CPUメーターをみてみると、常時フルスロットルに近いです。

(2)見にくい
こんな小さいディスプレイで高解像度過ぎるのは、実は見にくい。字が小さくなりすぎです。普通にデスクで使おうとしてもちょっと読みずらい。ここで仕事するのは何かの罰ゲームのようです。

(3)電車の中での使い勝手はまあまあ
この点は、さほど評価を下げる事はないかもしれません。今までのノートPCよりは、使いやすいです。ただ、、文章書くだけなら、iPhoneでいいじゃん。と いうのが、個人的な印象。まあ、iPhoneでできないような作業であれば期待はできますが、その用途を見つけないときびしいですね。

(4)カードスロットがない
これはショックでした。買うまで気づきませんでした。ぼくはイーモバデータカードが使えません。ネットワークに繋がらないと、出張で使えないです。USBTypeを買えという事ですか。

モバイルツールのありかた考察
さて、そんな感じでちょっと期待はずれの要素が多く、がっかり感を否定できませんが、はたしてモバイルで手軽にパソコンを、、、という世界はやってくるのでしょうか?やっぱりこれは夢物語なのか?
ちょっと思っているのは、モバイルの環境はしょせんモバイルであるということ。ここはホームグラウンドじゃない。アウェイなわけです。ということは、アウェイならアウェイでの戦い方(仕事の仕方)というのがあるはず。iPhoneがいま自分にしっくりきているのは、そこの区別が自然にできているからのような気がします。もちろん、iPhoneにも不満はあります。文章を打つのにも限界はありますし。iPhone以上パソコン未満的なモバイルツールが必要なのかなぁという気がしてます。それが何なのか、、、まだ見えませんが、少なくともモバイルPC(ネットブック)+Vista(Windows)ってのは解として違う気がしてます。

まあ、いろいろ書きましたが、ない袖は振れませんので、今後は欠点を踏まえた上での活用法を模索していこうかなと思ってます。

目標まであと80日分

2009年6月9日火曜日

RainbowNoteで広がるiPhoneでの文書執筆の可能性



通勤時間にiPhoneでブログ書いてるという話を書きましたが、今回はそのア プリについて。今まで、僕はiPhone上でのメモ書きツールとしてmomoを使っていました。これは、カレンダーベースでメモを管理できるという利点が あったからです。ブログの下書きやちょっとしたユビキタスキャプチャーメモとして少し使っていましたが、最近は、twitterとかtumblrとかが、 その代わりになりつつあるので、現在まではブログの下書きが中心でした。これはこれで問題なく便利でしたが、PCとの連携には専用サイト を利用するかメール送信という方法しかなかったので、少し不便を感じてました。デジタルなツールを利用する場合のポイントは、いかに仕事のホームグラウン ド(つまりメインPC)とシームレスに連携できるかです。ここに手間を感じてしまうと、デジタルの利点をなかなか活かせません。そういう意味で、ワンクッションを必要とする momoには、僕には若干の不満があったわけです。
そんな僕に救世主的アプリが出現しました。RainbowNoteです。アプリとしてはだいぶ前からでており、個人的に気になってはいたんですが、バージョンアップを重ねて「使える」アプリとして成熟してきたようなので、思いきって購入しました。

このアプリの特徴は、
・GoogleDocと双方向連携できる
これにつきます。この便利さは使わなくても想像できそうですが、それでも実際手にとって使ってみて、改めてその良さに感動し、その可能性に身震いしました。
こ れを利用することで僕の日常生活がどのように変わるか。一番変わるのは、iPhoneにおける文書執筆の流れです。いままでのブログの書き方は、iPhoneで下書き→PCで修正・アップという流れを基本原則とせざるをえなかったのですが、それがRainbowNoteを使うことで、PC上のGoogleDocを 起点にiPhoneで修正ということも可能になるのです。
たったそれだけ、、、それだけなんですが、これが僕には非常に意味が大きい。たとえば、このエントリーは、自宅のPCでGoogleDocを起点にし て書きはじめました。もし、この文章が完成せず、掲載が翌日以降に持ち越しになってしまったら、、、、以前なら、この文章の修正はPCの上でしかできな かったはずです。原則としてブログ執筆は通勤時間に、、、というのがマイルールですが、例外的にPCで書いてしまうと、この原則に戻す事ができません。と ころが、RainbowNoteがあれば、GoogleDocsを利用して書きはじめた記事であれば、通勤時間にiPhoneで加筆・修正することができ ます。これはもちろんブログだけではありません。仕事のファイルもGoogleDocに置いておけば、iPhoneで修正する事ができるのです。

そんなわけで、ぼくの通勤時間ライフもさらに快適になりそうです。ブログの更新も、少しは早くなるかもしれません。

なお、momoを否定するような記事になってしまいましたが、これはカレンダーベースでメモを管理できる秀作アプリです。某掲示板でも代表的なメモリアプリとして必ず話題に挙がってきます。momoはGoogleDocではなく、momoの独自サーバにファイルを置くことでPCとのファイル共有も可能です。このアプリの今後の活用方法についても検討していきたいと思ってます。

目標まであと81日分

2009年6月8日月曜日

GoogleカレンダーでTODO管理  ~TODOの気づきの存在としてのスケジュール・イベント~


mnx personal today todo list

もともとGoogleカレンダーネタでライフハックデビューをした僕ですが、その続きを全く書いてませんでした。これには実が極意があるのです。いちおうこの話は、1月の関西ライフハック 祭りのLTでもお話しした内容ですが、詳細をウェブに挙げて欲しいという要望を耳にしつつ、なかなか書く余裕もないまま、時間が過ぎてしまったところで す。ちょうど、mehori師匠がフランクリン手帳を捨て(Lifehacking.jp 記事参照)、完全デジタル派に向けて一歩進まれたことを記念して、その極意を紹介したいと思います。

僕の最初のGoogleカレンダーの記事をみていただくとわかりますが、カレンダーがカラフルですよね。これには意味があります。Googleカレンダが複 数のカレンダーを立ち上げることができるという点に着目して、カレンダーの種類を多くしています(以下の図)。



これらは次の3つに分類することができます。

・スケジュール ・・・ 個人・他者のスケジュール
・TODO ・・・ タスクおよび完了タスク(Log)
・イベント ・・・ 行事、期限

この3つの分類がポイントなのですが、その詳細を以下に書いていきましょう。ま ず、僕がこの方法を考え出した一番の目的は、題目にもあるようにTODO管理が主です。しかし、TODOを管理するためには、それ以外のスケジュールやイ ベントが密接に関係してくるというのが考え方の柱です。前回の記事でもスケジュールと密接に関係してくると書きましたが、今日の話はさらに「イベント」が 加わります。


TODO、スケジュール、イベントの定義とその関係
まず、TODOとは何か?ここでは、「TODO=やること(タス ク)」とします。次にスケジュールです。「スケジュール=自身が拘束されるイベント」とします。で、最後のイベント。「イベント=スケジュールとしては扱 えないイベント(スケジュール未満のイベント)」です。これらの関係をTODO管理の視点から説明します。


TODOとスケジュールの関係
TODO をこなすには時間が必要です。現在あるTODOタスクの状況が、余裕のある状況なのかオーバーワークの状況なのか?これを判断するにはスケジュールの見積 もりが不可欠です。貴方の目の前に、締切り1週間前になったタスクがたった1つだけが残っている状況を考えてみましょう。どうやら2時間もあれば遂行でき そうです。これは楽勝でしょうか?もし、残り1週間のスケジュールがぎっしりで、2時間でさえ時間がとれないのだとしたら、、、、それはかなりやばい状況 ですね。このことから言えるのは、タスクの多さに関する評価は、ただ単にタスクの数ではなく、空き時間との関係を考慮しなければいけないということです。 スケジュールというのはTODO遂行の空き時間を見つける貴重な情報となります。

TODOとイベントの関係
僕はイベントとして 「期限」と「行事」の2つを載せています。まず、「期限」についですが、僕のGoogleカレンダーTODO管理法では、タスクの項目は、それを「いつや るのか」ということを意識して配置していきます。このやり方では、「いつまでにやらなければいけないのか?」というタスクの期限に気づきにくいという欠点 があります。そこで、eventとしてタスクの期限を挙げておくことにしました。これにより、今抱えているTODOのゴール(締切り)が視野に入りますの で、TODOの見積もり(配置)が妥当であるのか判断しやすくなります。
次に「行事」というのは、上記でも挙げましたように「スケジュール未満の イベント」です。これは意外と効果があり、自分と関係ないと思っていたイベントが、後から外的要因(または内的要因)により、スケジュール(自身が拘束さ れるイベント)に昇格することがあります。そこで、TODO遂行の妨げになる可能性のある要因として注意することができます。

TODOの気づきの存在としてのスケジュール・イベント
上 述では、TODO遂行をサポートする役割としてスケジュール・イベントを説明しましたが、もう1つ、「気づきの存在」として非常に重要な役割となっていま す。そもそもTODOタスクとは何か?これは決して無の状態からタスクが自然発生するのではありません。まず何かの「期限」や「行事」があるから、それに 向かって発生するものです。TODOを書き出そうとしたとき、無の状態からTODOを考え出すのはちょっと難しいと思います。そもそもTODOってのは 「さーて、なにやろうか?」と考えるものではなく、「えーと、今、なにやらないといけないんだっけ?」という風に、外的な要因が大きく関係しているはずで す。その外的要因とはイベントでありスケジュールです。GoogleカレンダーTODO管理法では、「明日、会議があるぞ」「学会の申込み締切りは来週末 だよ」、、、とカレンダーを見ればそれが語りかけてきます。そして、「あ、会議がある、、、ということは、そういえば、あの仕事を片付けておかなきゃいけ ないんだったな。」とか、「締切りは来週か、じゃあそろそろエントリーの準備をTODOにいれとかなきゃ」というふうに、TODOが産まれます。

私の本業の研究分野では、「アウェアネス(気づき)」と呼んで、人間の知的行動をサポートするシステムの手法として活用されています。この考え方で大切なのは、システムがその挙動により人間の行動をコントロールするのではなく、システムはあくまでも気づき提示する存在であり、その情報から人間自身がベストな判断を考え、行動していくということです。
TODO管理に話をあてはめれば、TODO管理だからといって、自分の抱えているタスクだけをひたすら入力していくだけでは、TODO自体を完全に管理するシステムを作りあげることはできないでしょう。目の前に出てくるタスクそのものに目を奪われるのではなく、スケジュールやイベントなどタスクの存在を気づかせる情報に目を向け、それも含めて管理していくことで、自身のTODOをうまくマネージできるのではないかな、、、そんな気がしてます。

そんなわけで、僕はGoogleカレンダーで、イベント項目を積極的に挙げるようにしてます。というより、まず先にイベントありきです。いつ、何があるのか?いつまでの仕事なのか?メール等で仕事がやってきたら、まずはイベントとして書き込みます。そして、あとからTODOの項目として、具体化して入力しています。この方法だとタスクの山に埋もれにくくなります。

以上、TODO管理にはスケジュール、イベントが密接に関係することをお話ししました。そして、Googleカレンダーがそれをサポートするベターなツールであること、、、皆さん、どうでしょうか?

目標まであと82日分

2009年6月6日土曜日

通勤時間とのつきあいかた


rush hour on a tokyo train


「自己ブランド化」に関連するネタが続きましたが、今回は僕のライフハッカーを意識しだしたきっかけである、「時間とタスク」に関する話題にネタを戻します。

田舎暮しが長かった僕が、都会にきて劇的に変わったことは、電車通勤の時間が出てきたことです。関西では一時間半、関東では二時間とか言われる平均通勤時間ですが、僕もその平均かそれ以上の時間を費やしています。往復で一日三時間以上は通勤時間にとられます。こういう話をすると、昔からの知人、友人には、えー、大変やね!と言われます。確かに、三時間もあれば、あんな仕事もこんな仕事もできる。昔に比べて仕事の時間が減ることになるんだぁ、、と思ってました。確かにそう考えればそうなんですが、ものは考えようです。既にいろいろな書籍でも、「通勤時間をプラスにとらえて有効活用する」ということがよく言われています。というわけで、ボクの経験談を交えながら、通勤時間とのつきあい方の話をしたいと思います。


通勤時間の活用方法には、おそらく三つのパターンがあると思います。


休息の場として
つまり、寝るということです。眠いんだから寝るのは仕方ないことですが、電車の中で睡眠を補わないといけないような状況に追い込まれているということは、生活の改善が必要でしょう。この点についてはこれ以上言及しませんが、こういう状況は個人的に避けたいと思ってます。


仕事場として
通勤時間のために仕事時間が削られてるんだから、ここで仕事をしようと思うのは当然の事ですね。ボクもまずはここに目が行きました。さて、どんな事ができるでしょうか?ぼくはだいたい以下のことをやってます。
  • Mailチェック
  • スケジュールとタスクチェック
これらをするために、ボクは携帯を含めてモバイル機器についていろいろ検討し、最終的にiPhoneに落ち着きました。とにかく、こういったチェックをやっておけば、仕事がスムーズに開始できます、、、と、言いたいところですが、ただチェックするだけでは効果ありませんね。これについては、また後日取り上げたいと思ってます。


プライベートの場として
今日のブログでいちばん言いたいのはこの項目です。削られた仕事時間を仕事で埋めようとするのは、なんか、仕事、仕事、仕事、、、な生活になってる気がしませんか?ワークライフバランスを考慮すると、通勤時間は、仕事三昧の日々から脱却するように、神様がくれたプレゼントタイム。仕事以外に、今までできなかった事がやれるはずです。そんな僕がやっている事を以下にあげます。
(1)読書
これは皆がやっていることですが、以前に比べて読む本の量が格段に増えました。電車通勤前は、本を読む時間というのを考えないといけなかった気がします。本の種類については、昔は週刊誌でしたが、最近はライフハック系な書籍を中心に切り替わりました。
(2)ネットを見る
ニュース系や、ブログ、某掲示板が中心です。Google Readerが活躍してます。
(3)Twitter/tumblr/はてなブックマーク
これは最近のことですが、iPhoneを使い出してから頻繁にやりはじめました。
(4)プログを書く
これはかなり前からやってます。このエントリーも、電車の中でiPhoneで書いてます。仕事日誌のブログも電車の中で書いてます。ブログって、やはり時間がかかるんですよね~。mehori さんは二時間くらい時間をとっていると言ってた気がしますが、人に読ませるプログを書くにはそれくらいの時間がかかりますね。もちろん最終的にPC上で追記しますけど、8割方はiPhoneで書いておきます。昔はケータイのテンキー入力で頑張ってましたが、それから、イーモバイルのEM・ONEを使って、iPhoneにたどり着いてます。正直言うと、iPhoneでの入力はラクではありません。ケータイよりはましって感じです。個人的に一番良かったのは、EM・ONEですね。
(5)語学の勉強
一時期、「英語漬け」をやってました。あと、英語のCDとかを聞いたりもしてますが、なかなか続きませんねー。なんででしょう。mehori さんみたいに英語をバリバリ話せたらなぁ、、と思ってるんですけどね。ここは今後の課題です。
(6)ゲームをする
最近は、PSPとかDSとかありますからね。ボクも一時期やってましたが止めました。一度、ゲームに没頭してしまって、ふと気づくと、ここはどこ???と なんか見たことにない風景が眼前に現れた時があります。幸い講義等のない日でしたが、もし講義があったら、、、とぞっとしました。そんなこともあってやめ てます。

通勤時間とのつきあいかた再考

いろいろやってることを書きましたが、こう書き出してみると、通勤時間はたった1時間半しかないことに気づきます。実際やれることは限られ、ボク自身振り返ってみると、最近は、(3)、(4)が中心です。はたして、これが良いのか悪いのか?もっとよいベターな方法があるのかないのか?この点については再考の余地ありです。おいおい、プライベートな時間なんだからどう使ったっていいじゃん、、、っていうツッコミが聞こえてきそうですけど、一つ、
ゲームの話に関して言及しておきたいことがあります。
通勤時間にゲームをした際、昔と比べ満足感が得られなくなった気がしました。もちろんゲーム自体は面白いんですけど、なんか後ろめたさが残っちゃう。やり終わったあと、満足感ではなく、何か大切な時間を浪費してしまったのではないかという自責の念にかられました。たとえプライベートな時間とはいえ、こういう後味の悪い時間の使い方ってにはよろしくない気がします。
思うに、今の僕にとって、ゲームというのが、それ以外の事に還元されにくい閉じた楽しみだからなのかもしれません。読書やブログとかネットとかについては、気分転換だけでなく、いろいろ自分の血肉として残り、自己ブランド形成にもつながっていきそうです。ですが、ゲームにはそういった還元が期待できそうにありません。「ワークライフバランス」という言葉において、「ワーク」と「ライフ」は、実は単純に切り離せないものなのかもしれません。

ああ、それとも僕は、もう単純にゲームを楽しめない年齢になってしまったのでしょうか?ゲームを楽しめるあの若き日は取り戻せないのでしょうか?(笑)

目標まであと83日分

2009年6月5日金曜日

Friendfeedの使い方が見えてきた


昨日の「自己ブランド化について考える」エントリーに関連して、ほぼ同時並行で書いていたネタがあるので、連チャンで投稿です。

 現在、ソーシャルネットワークを支援するサイトやツールが続々と出ています。とりあえず僕としては、へんに手を広げないという方針で、この手のツールとしては、Twitter, Tumblr, mixi、はてな、ぐらいて止めてます。そんな僕が、もう一つ追加しようとしているのが、Friendfeedです。これ自体は少し前にアカウントは作ってましたが、なんかいまいち有用性がわからず放置してました。ただ最近、mehori師匠が、friendfeed, friendfeed、、、とTwitterでうるさいので(笑)、再評価してみる気になりました。で、僕なりに試行錯誤したすえ、「自己ブランド化」を視点に考えるとfriendfeedは一役かってくれるのではないかという結論に至りました。

実はこの手の話は、Lifehacking.jpでも取り上げられており、約1年前の記事
において、
“ネットで自分のブランドを作ってゆこうという人間なら、ユーザーに自分のことを追ってもらうのに、ブログ・Twitter・Flickr・Google Reader Share と自分の活動を分断して提供するのは得策ではありません。 FriendFeed なら、まとめて自分の活動を追っかけてもらえますし、コメントでやりとりもできます。”
と言及してます。当時はピンとこなかったのですが、ボクも成長したのでしょうか?だんだんその意味がわかってきました。というわけで、ボクなりに見い出したfriendfeedの意義とその使い方についてお話ししようと思います。

ホームページからfriendfeedへ
 いわゆる、Web2.0時代になって変わったこと。それは、ホームページというものの存在が薄くなっているということです。昔はホームページを作るというのがウェブでデビューすることの同義だった訳ですが、今は、blogがその役割になってきてます。正直、僕みたいに、Mosaicが登場した頃からウェブに手を出してきたものとしては、これは違和感を感じまくりです。ブログってのは自分のコンテンツの1つにすぎないわけで、それをホームページみたいな感覚で扱うのはいかがなものか?と思わざるを得ないのは、僕がオールドタイプだからでしょうか。ただ、現実は無視できません。今、インターネットの住人達は、ホームページという檻から飛び出して、様々なソーシャルサイトやブログを介して、情報発信しているのです。
 そんな混沌とした時代において、ホームページの代替手段としてふさわしい場がFriendfeedです。ここでは、様々なサイトの更新情報やtwitterなどのつぶやきもまとめてタイムラインに流すことができます。つまり、ここを見れば個人の事がすべてわかる!これってまさにホームページではないですかね?!これからは、じぶんのプライベート名刺に、いろんなサイトを載せる必要はありません。friendfeed。これだけでいいのです。

情報発信のスタイルが変わってきている
 もちろん、現在でも従来型のホームページ的なサイトを用意することは可能です。ただ、friendfeedのようなサイトが世の中で受け入れられているということは、情報発信の仕方そのものが変わりつつあることを意味します。ブログを更新した。写真をアップした。つぶやいた、、、など、friendfeedではその行動そのものが時系列に反映されます。つまり、Web2.0以降の情報発信においては、発信する情報の粒度も小さくなり、「何をしているのか?」という小さなアクションやリアルタイム性が求められるようになってきているのでしょう。twitterもこの辺りがウケているのであり、Google Waveのアイデアもその流れから来ているのだと思われます。

コンテンツ中心からから人中心へ
 もう1点、情報収集の視点からとらえると、その関心がコンテンツから人へと変わりつつあることが見えてきます。従来の情報収集は、興味のあるコンテンツを探しに行くことでした。それが人へ変わるというのはどう言うことか?それは、「関心のある人が発信する情報は、きっと面白いはずだ」という仮説を前提に、人が情報収集の起点としてになっているわけです。mixiでも、関心がある人がウォッチしているコミュニティや人から、面白いコミュニティや人と出会うことがあると思います。そんな時代の流れにもfriendfeedは合致しています(というか、friendfeedもSNSの位置づけですし)。

自己ブランドアピールのホームページとして
 friendfeedはSNSとしてもいろいろな機能があるわけですが、まずは自己ブランド形成のためのホームページとして扱うのが、いちばん敷居が低いと思います。ちなみにボクは、friendfeedの上で積極的に人とつながろうとは思ってません。ここはあくまでもホームページ的に、他人に見に来てもらう場とし て捉えるつもりです。もし、関心を持っていただけるのであれば、そこから各種媒体(twitterなど)を介して、交流をはかるのが自然だと思ってます。こういう緩い使い方が、結果としてfriendfeedのユーザを広げていくのではないかなぁという気がします。そんなわけでボクは先日、friendfeedに自分 のコンテンツをいろいろ登録してみました。
プライベートの名刺にfriendfeedのURLを書いて、「ここをみれば僕の全てがわかりますよ!」とアピールしたいと思ってます。
 なお、同じような事は、twitterでもできそうですが、Twitterのタイムラインに流すためには、そのサイトが対応してないといけません。しかし、Friendfeedは標準対応のサイトの他に、RSSも流し込むことができます。ほとんどのサービスはRSSがありますから、たいていのサイトは対応できるはずです。それと、twitterはあくまでもつぶやきツールですので、個人的には、その域を超えないようシンプルにしておきたいと思ってます。

以上、僕なりにfriendfeedの活用法を見つけたので、思いつくまま書いてみました。friendfeedって、なんかよくわからないなァ、と思ってる人の参考になれば幸いです。

目標まで後84日分

2009年6月4日木曜日

自己ブランド化について考える

Name cards

Lifehacking.jpのmehori師匠がブランド力について書いてたので便乗します。

 僕が自己ブランド化というのを意識し出したのは最近です。それは、関西ライフハック研究会に参加した時です。こういうライフハック系の集まりに参加すること自体はじめてでしたが、衝撃的な事がありました。

みんなプライベートな名刺を持っている
 名刺と言っても、会社のとかそういうのではなく、ライフハッカーしての名刺を持ってるんですよね。なぜ皆さんがそういう名刺を作っているのか?プライベートの集まりだから、会社の名刺はふつう出さないものなのか?匿名性の文化なのか?、、、等いろいろ考えてみましたが、少なくとも、ぼく自身、プライベートの名刺を作ろうという発想がなかった事に気づきました。

自分ー組織=?
 はたして、自分から組織の肩書きを引いたら何が残るのだろうか?そんなコトを考えてしまいました。大学教員であれば、「私は、~の研究者です」と言いきってもおかしくはないでしょう。でも、実際、大学からサラリーをもらっているわけですし、独立したものではない気がします。サラリーは教育職としてのものですし、大学の肩書きを外して、研究することができるのかは疑問です。
まあ、考え方はいろいろあるとは思いますが、とにかくぼくとしては、大学の肩書き以外に自己をアピールものがない(自己ブランド力がない)という事に気づき、そんな自分にショックを受けたわけです。
そういえば、mehoriさんは、書籍等では大学の肩書きは載せてません。Lifehacking.jpというサイトによって、本職以外の自己ブランド形成に見事成功しているといえるでしょう。

そんなわけで、僕はさっそくプライベートな名刺を作り、また、自己ブランド形成の一環としてこのサイトも作ることになったわけです。

自己ブランド化の目的
 さて、自己ブランドを形成する目的は何でしょうか?たぶん人によっていろいろあるでしょう。mehoriさんみたいに有名になりたい?まあ、有名になりたくないとはいいませんが、最初からそれを念頭に入れるのは、今の自分にはできないですね。mehoriさんのサイトを、わりと発足時に近い時期からストーカーしてきましたのですが、当初はさほど自己ブランド化は意識されてなかったと記憶してます。まあ、最初から有名になるんだ!の意気込んでみるのも手かもしれませんが、ボクのスタイルとはちょっと違いますね。
 僕の自己ブランド化に対するモチベーションは、ライフワークバランスな人生です。仕事以外の肩書きがないってのは、自分の人生は仕事だけっていってるような気がしませんか?仕事以外の肩書きが増えると、人生の幅も広がる気がします。まあ、大学の教員ってのは趣味は研究です、、、と言える人種なわけですし、教育も研究も楽しいわけですが、楽しみの選択肢は多い方がいい気がしますしね。

仕事との相乗効果
 いちおう僕は「ライフハッカーおちくん(笑)」としての自己ブランドを形成中なわけですが、この点については仕事との相乗効果も期待できます。とりあえず、「ライフハック=仕事術」みたいな図式に乗って話をしますが、自己ブランド化をアタマに入れなかったら、ハックな技というのは単なる個人の苦労話で終わってしまうでしょう。でも、ライフハッカーという自己ブランドの形成を考えると、タスクがいっぱいだ~とか、どうやって時間管理をしていこうか、、、、等の悩みが、いいネタになるのです。そして、仕事上の直面している諸問題に対して、前向きに捉えることができるようになります。

ブランド力を高める方法については、いくつかネタがありますのでまたお話しできればと思います。

目標まであと85日分

2009年6月1日月曜日

意思疎通のツールとしてのFreemindの可能性

Communication

先日のFreemindの話の続編です。タイトルとしては、「意思疎通のツールとしてのマインドマップ」と言いたいところですが、それはマインドマップか否かで議論が発生しそうなのでここは控えときます。

ボクはFreemindの利用例として、
  • 会議の(個人的な)議事録
  • 発表の聴講
  • 打ち合わせ
  • 論文を読む
というのを挙げましたが、3番目の打ち合わせについてもう少し話をしたいと思います。

理解するとは何か?
 私は仕事柄、学生を相手にして話をします。それはいわゆる教育という形(先生から学生へと知識を伝達する)であったり、研究活動における報告や議論(知識や情報を出し合い、解を見つけていく)であったりします。いずれの場合においても、相手の話していることを理解することが大切です。
では、「理解する」とはどういうことでしょうか?なんて哲学的な事を話し出すと、きりがありませんが、一つ言えることは、理解には既知の知識が大きく関わってくるということです。新しい知識を得るときには、なんらかの既知の知識と関連づけることが理解するということにつながってきます。よく具体例を話すと理解してもらえたみたいなことがあると思いますが、そういうことです。

前提知識の差異が生み出す誤解
しかし、本当に相手は理解してるんでしょうかね?しっかりミーティングをして同意を得たはずなのに、後で確認すると見当違いのことをやっていた、、、なんてことはないでしょうか?
ボクの場合、学生との打ち合わせもいろいろありますが、その中で、
  • 研究テーマを決める
  • 研究論文を書く
  • 研究論文を読む
などの状況があります。これらは、ある程度「カタチ」が決まってます。研究というものには、研究背景が必ずあり、先行研究を挙げながら研究課題を見つけ、 自分の研究内容を主張していく、、、といった論旨の流れです。こう書いてしまえば簡単なようですが、実際、この流れに沿って論文を書かせると、必ず矛盾点 や不足が発覚します。そこを打ち合わせにより、「ここはもっと説明が必要だね」「これはどういう意味?」「なんでこんなことするの(書いてるの)?」とい うようなツッコミをいれながら論文を完成させていくわけですが、これがなかなかうまくいかない。。。こっちが思った通りにまとめられないことがしばしばあります。また、論文を読ませた場合でもこちらが知りたいポイントを説明してなかったり、研究のポイントを誤解していたり、、、というのもあります。

どうしてなんでしょう?それは、相手との前提知識の差があるからです。前提知識の差により議論が成立しなかったり誤解が生じてきます。例えば、「ラーメンのスープの色」といえば、九州男児ならまず「白」と答えるでしょう(笑)。うどんのスープの色も関東と関西では違うともいいます。同じ言葉を使っていて同意を得たとしても、実は相手の頭の中は全く違うことを考えているということがありうるわけで、「はい、わかりました」という言葉は必ずしも信用できないということです。上述の学生との打ち合わせもそうです。学生にとっては、論旨を意識して論文を書くというのは未知のことですので、こちらはそのつもりでも、あちら(学生)は見当違いの解釈をしている可能性があるのです。

Freemindを利用した意思疎通の方法
この両者の差異を解消する手段として、Freemindを活用します。
(1)テンプレートにより自分の考え方を見せる
研究テーマの決定や、発表論文の構成を考えるときには、Freemindで構成を書かせます。この時、マップを自由に書かせるのではなく、ある程度、論旨の流れに沿った枝をテンプレートとして渡し、このテンプレートに従って中身を書かせるようにします。このことは、相手に自分の頭の中にある思考をマップにより見せ、そのカタチを意識させることににつながります。

(2)ペアマッピングする
作成されたマップを二人で一緒に見ながら修正します。ここのポイントは、必ず、ペアプログラミングみたいに「二人で一緒に同じ画面を見ながら」です。ペアマッピングとここでは命名しときます。ボクの場合は、22インチのディスプレイがあるので、それをミーティング机においてノートPCの内容を投影しながらやります(学生の机でやることもあります)。修正については、ボクの場合は自分だけがやります(学生にキーボードは渡しません)が、双方で交代し合うのも手かもしれません。

ペアマッピングの効果
上記で一番大切なのは、ペアマッピングです。マップを修正する際には、必ず相手がいるその場で修正することが大切です。修正した結果だけを見せてはいけません。完成された他人のマップを見ても理解困難なことが多いからです。なぜなら、個人の頭の中の知識構造はそれぞれ違うので、なぜその階層になっているのかがわからないし、こちらの知識を押しつけるだけになってしまうからです。
ペアマッピングは、マップがある考えにそって変わっていくというマップ形成(修正)のプロセスを共有することになります。このプロセスの共有は、自分と相手の前提知識の差を気づかせ、自分の持つ前提知識とどう対応しているのかを明らかにしてくれます。これは結果的に、相手の考えの理解につながるわけです。

以上のやり方、、、実は、まだやり始めて2年くらいしかたってなく、場数もこなしてません。だから、これが本当によい方法であるとは断言はできないのが正直なところです。しかし、この方法をとったときは、学生のほうからかならず、「あのミーティングの時のマップを下さい」と言われます。また、学生の方もそのマップをベースにして、自分の考えを追記したりしているケースもあります。

そんなわけで、意思疎通のツールとしてFreemindの使い方について追記してみました。書きながら、この話に関連するネタも見つかってきたので、また書いてみようかと思います。

目標まであと86日分