僕が自己ブランド化というのを意識し出したのは最近です。
それは、関西ライフハック研究会に参加した時です。こういうライフハック系の集まりに参加すること自体はじめてでしたが、衝撃的な事がありました。
みんなプライベートな名刺を持っている
名刺と言っても、会社のとかそういうのではなく、ライフハッカーしての名刺を持ってるんですよね。なぜ皆さんがそういう名刺を作っているのか?プライベートの集まりだから、会社の名刺はふつう出さないものなのか?匿名性の文化なのか?、、、等いろいろ考えてみましたが、少なくとも、ぼく自身、プライベートの名刺を作ろうという発想がなかった事に気づきました。
自分ー組織=?
はたして、自分から組織の肩書きを引いたら何が残るのだろうか?そんなコトを考えてしまいました。大学教員であれば、「私は、~の研究者です」と言いきってもおかしくはないでしょう。でも、実際、大学からサラリーをもらっているわけですし、独立したものではない気がします。サラリーは教育職としてのものですし、大学の肩書きを外して、研究することができるのかは疑問です。
まあ、考え方はいろいろあるとは思いますが、とにかくぼくとしては、大学の肩書き以外に自己をアピールものがない(自己ブランド力がない)という事に気づき、そんな自分にショックを受けたわけです。
そういえば、mehoriさんは、書籍等では大学の肩書きは載せてません。Lifehacking.jpというサイトによって、本職以外の自己ブランド形成に見事成功しているといえるでしょう。
そんなわけで、僕はさっそくプライベートな名刺を作り、また、自己ブランド形成の一環としてこのサイトも作ることになったわけです。
自己ブランド化の目的
さて、自己ブランドを形成する目的は何でしょうか?たぶん人によっていろいろあるでしょう。mehoriさんみたいに有名になりたい?まあ、有名になりたくないとはいいませんが、最初からそれを念頭に入れるのは、今の自分にはできないですね。mehoriさんのサイトを、わりと発足時に近い時期からストーカーしてきましたのですが、当初はさほど自己ブランド化は意識されてなかったと記憶してます。まあ、最初から有名になるんだ!の意気込んでみるのも手かもしれませんが、ボクのスタイルとはちょっと違いますね。
僕の自己ブランド化に対するモチベーションは、ライフワークバランスな人生です。仕事以外の肩書きがないってのは、自分の人生は仕事だけっていってるような気がしませんか?仕事以外の肩書きが増えると、人生の幅も広がる気がします。まあ、大学の教員ってのは趣味は研究です、、、と言える人種なわけですし、教育も研究も楽しいわけですが、楽しみの選択肢は多い方がいい気がしますしね。
仕事との相乗効果
いちおう僕は「ライフハッカーおちくん(笑)」としての自己ブランドを形成中なわけですが、この点については仕事との相乗効果も期待できます。とりあえず、「ライフハック=仕事術」みたいな図式に乗って話をしますが、自己ブランド化をアタマに入れなかったら、ハックな技というのは単なる個人の苦労話で終わってしまうでしょう。でも、ライフハッカーという自己ブランドの形成を考えると、タスクがいっぱいだ~とか、どうやって時間管理をしていこうか、、、、等の悩みが、いいネタになるのです。そして、仕事上の直面している諸問題に対して、前向きに捉えることができるようになります。
ブランド力を高める方法については、いくつかネタがありますのでまたお話しできればと思います。
目標まであと85日分
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