2009年5月30日土曜日

メモツールとしてのFreemindの勧め

freemind

今日は、僕の裏スキルのマインドマップについて書いてみようかと思います。

マインドマップを使いだして、4年目を迎えました。たまにぼくは、「実は、マインドマッパーです」と言ったりしてますが、最近、それは間違いであるような気がしてきました。先日の研究会で、「○○さんの本のやり方は、ブザンの書いているやり方と違う、、」という話をを耳にして、「へー、そんな流儀があるんだ」「ああ、たぶん僕はマインドマップを書いていないんだなぁ」と思ったからです。事実、
  • トニー・ブザンの本は買いましたが、真剣に読んでない(覚えてない)
  • 絵を描くのは根本的に苦手
  • デジタルのみ、ペンなどを利用していない(Freemindを利用)
など、おそらく我流の匂いがぷんぷんします。僕のマインドマップとの出会いにしても、最初はトニー・ブザンの本でしたが、その時は、数枚紙に書いてしっくりこなかった記憶があります。で、「JUDEを利用した見える化セミナー」に参加して、その時に「これなら自分に合うかも」ということで、翌日、Freemindというソフトを見つけだして今に至ってます。マインドマップそのものよりも、Freemindというソフトに惹かれているような気もしてます。まあとにかく、Freemindの使い方という視点から、ちょっとした小ネタを紹介します。

まずは、PCでのメモがきツールとしてのFreemindの勧めを紹介したいと思います。ここで大切な前提は、「PC上で」という点です。メモ書きってあんまりPCを使わないですよね。いつも持ち歩いているわけでもないというのも理由にあると思いますが、メモ帳とかWordとかをメモソフトとして利用されたかたは、使いにくいと感じたことがあると思います。結果として、PCはメモ書きには向かない、、みたいな感じになっているのではないでしょうか?メモツールとしてFreemindの利点は次のとおりです。

メモ内容を書きながら階層化できる
まあ、まずはこれが1番でしょう。階層化することのメリットはマインドマップでも言われているとおり。ワードやメモ帳では、書いた内容を階層化することは困難です。

メモ内容がたくさん書けない
Freemindで1つのノードで書ける文字数の制限はないと思いますが、その操作性や見た目の問題から、1つのノードにだらだら文章を書く気にはなりません。これはデメリットのようでメリットです。ワードなどで普通に思ったことを書いていくと、だらだらと文章を書いてしまいがちですが、Freemindで書いていくと、短い文章や言葉でノードが終わります。まあ、メモ書きってのは小さい言葉の集まりなわけですし、とりあえず書いておけ、、みたいな感じで入力できます。Twitterがウケている要因として、入力できる文字数の少なさが気軽な投稿を生んでいる、というのがあると思いますが、それと同じかもしれません。

階層はいつでも変更可能
手書きではこれはできません。デジタルならではの利点ですね。僕はマインドマップを手書きで書いている人がなんであんなにきれいに階層が書けるのか不思議でなりません。メモ書きなんですから、とりあえず書く。書いていきながら階層を変更して、考えを整理していく、、、ということができます。

鳥瞰できる
ノードがたくさん増えてきても、表示倍率を切り換えることで全体像を把握できます。ワードやメモ帳では、メモを増やしていくとページが増えていきますので、こんなことは不可能です。

ひょっとすると「それって、プザンのやり方そのものだよ」とか言われるかもしれないし、そうじゃないかもしれません。僕としては、それがマインドマップなのかどうなのかはどうでもよくて、とにかく、メモツールとして、freemindは強力なツールであることを皆さんに紹介しておきたいだけです。

僕の利用例

ちなみに僕は、
  • 会議の(個人的な)議事録
  • 発表の聴講
  • 打ち合わせ
  • 論文を読む
などの状況でのメモ書きとして、Freemindを用いてます。見聞きしてポイントと感じた言葉や用語をとにかく書いてきます。そし て、階層を作ったり変更したりしながら、内容を整理していきます。色なんて使いません。

実は、これらの際のマップの階層については、ちょっとしたコツがあるのですが、その話はまた後日したいと思います。

目標まであと 87日