2022年1月24日月曜日

オミクロン禍を乗り切るには

みなさん、お元気ですか?オミクロンが猛威をふるってますね。私は今のところ元気にしてますが、このオミクロンは従来の新型コロナと様相が違う気がします。よって、久しぶりに情報整理してみました。

感染力が強い?
従来の新型コロナについては、これに尽きるでしょう。今までは、「新型コロナに罹った人」「濃厚接触者」というのは、ほとんど目にすることはなかったかと思います。しかし今回は職場や親族などでも話題になることが多くなっているのではないでしょうか?流行りのケタが違いますね。

重症化しにくい?
これはネットやニュースの情報をみるとそんな感じですね。ここでいう重症化とはなにか?そもそも新型コロナが世界で恐れられていたのは、「重篤な肺炎を引き起こす可能性のある風邪ウィルス」だったからに他なりません。「肺炎」は死亡原因の中でも上位に位置する病気です。ですから、とても注意しなければならないのです。しかし今のオミクロンは「肺炎」をさほど誘発する部類ではないようです。風邪薬でもなんとかなる感じのようですし(言い方を変えると、従来の新型コロナは。風邪薬でも治らなかった)ただ、通常の風邪と比べると肺炎を起こしやすい傾向がある(厳密に言うと調査中で判断できていない)というところから、慎重になっているのだと思います。

医療逼迫防止が優先
現在の感染防止対策は、医療逼迫を防止することが最優先であることを再認識しましょう。いくら重症化しにくいとはいえ、分母が増えたら分子(重症者)も増えてきますから、、だから政府も制限をかけようとしているわけです。しかし、なぜ医療逼迫が起きているのか、その原因には注意が必要です。特に陽性者は

濃厚接触者隔離の理不尽さ
濃厚接触者は、陽性者との最終接触日を起点にして10日間の隔離(2022/01/24現在)ということになっています。もし、家庭内で濃厚接触になり、陽性者が自宅療養になった場合はは厄介です。この場合、濃厚接触者は陽性者が隔離解除した日から10日間さらに自宅隔離になるからです。つまり、自宅療養の場合、陽性者は2週間隔離で終わりですが、その周りの家族はそこからさらに10日間です。つまり濃厚接触者は1ヶ月近く自宅隔離になります。

自宅隔離よりホテル(施設)隔離を勧めます
ですので、もし家族で陽性者が発生し、それ以外の人が濃厚接触に該当するなら、陽性者は自宅隔離よりホテル(施設)隔離を勧めます。とにかく陽性者との接触を断つ必要がありますからね。逆に家族全員陽性者なら、特に重症化しそうにないのであれば全員自宅でも良いわけです。ホテル(施設)隔離できないのであれば、濃厚接触者より陽性者のほうがマシ(早く自由になれる)。。ということになるわけです。

今と昔は違う
まあ、上の話は、重症化しにくいと言われているオミクロン株だから言えるわけです。もし、従来株に感染したら重症化リスクが高いわけですし、濃厚接触者より陽性者のほうがマシ、、というのは適切な表現ではなかったかもしれません。重症化しないよう慎重な行動と隔離が必要だけど、そうじゃないなら。。。この見極めというか、使い分けが制度的にうまくできていない印象です。

ただ、現状のオミクロン株を見て、「新型コロナなんて大したことなかったんだ」と思ってほしくないし、その逆でもあるわけです。今と昔は違うことを意識しておく必要があります。

以上、迫りくるオミクロンに備えていろいろ書いてみました。幸い、いまのところ私も家族も陽性者はいませんが、仕事柄、陽性者に遭遇するリスクが高いので要注意な日々を過ごしています。みなさん、ご健康に~!

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