今や海外への旅行や出張でもノートPCやスマホ、タブレットなどいろんな電気機器を持ち歩く時代になりました。ボクはモバイルプリンターとかも持ち込んでますし、、、そんな時にあると便利なガジェットの1つに電源のマルチタップがあります。
海外旅行における電源の問題
海外旅行において気になる電源周りの問題は次の2つです。
通常、前者には変圧器、後者にはコンセント変換プラグを利用すると思います。ただ、いろいろ持ち歩く電子機器が増えると、こららのガジェットが増えて、金銭的なコストもかかるし厄介なんですよね。
250V対応機器は増えている
ノートPCやスマホ、タブレットに関しては、グローバル化に伴い海外生産のモノが多いせいか、ACアダプターには100V以上の電圧に対応しているものが増えています。
電源アダプターの入出力を見て下さい。そこに、INPUTで許容されている電圧が書かれているはずです。
上記はボクが持っているノートPCのアダプターですが、240VまでOKとなってます。そんな感じで、最近は変圧器の出番があまりないなぁというのが個人的な印象です。
海外マルチタップというソリューション
電圧はOKだとしてもコンセント形状の問題は残ってます。全ての機器用に変換プラグを買うのはやはりコストがかかります。そこでマルチタップの出番です。マルチタップがあれば、機器との接続のインターフェースはいつもどおりですし、変換プラグの数を抑えることが期待できます。もちろん、
皆さんが日常使っているマルチタップを海外に持って行ってはいけませんよ。火を吹く可能性が高いですから!海外の電圧に対応したマルチタップが必要です。その1つが今日紹介するモバイルマルチタップです。
モバイルマルチタップMBP-W3P(ミヨシ)
このモバイルマルチタップの特徴は
- 250Vまで対応
- コンセント ×3
- 2pin プラグ × 1
です。コンセント変換プラグはこのマルチタップだけに1つ用意しておけば、あとの電子機器はふつうに繋げることができます。もちろん
変圧はしませんので、海外の電圧に対応した機器のみ接続可能です。
また、2pinプラグがあるのも意外と便利です。2pinプラグとは何かというと、ノートPCのアダプターなどでよく使われているプラグです。この手の電源アダプターの正体はAC/DC変換。電源アダプターの部分で交流電流を直流に変換をしているわけですが、交流側の配線は2pinプラグになっていることが多いです。このマルチタップがあれば、ノートPCの電源アダプターで
2pinケーブルの部分だけは不要ということになります。
要注意!海外電圧対応で気をつけておきたいこと
上述で、250V対応機器は増えている。。。と書きましたが、ちょっと注意することがあります。私のノートPCはレッツノートなんですが、上記の通り、ACアダプターは240V対応です。しかし、パナソニックの公式の発表では、
という注意書きが書いてあります。確かに付属の2pinケーブルのコードをよく見ると125Vという記述があります。注意ですね。
ただ、以前、海外対応電源コードを国内量販店で買って持ってるんですが、それもみてみると125V(7A)と書いてあるんです。また、今回紹介したマルチタップの2pinコード部分もよく見ると125V(7A)と書いてあるんです。250Vまで対応してるはずなのに?ちょっと謎ですね。この点については、
- PSEの区分表記の問題で大丈夫
- 125Vで7Aまでの負荷をかけることができるという意味なので大丈夫
という話もありますが気になるところです。心配な人は200V以上に対応した電源コードを利用するなど自己責任で判断をお願いします。いちおうボクは、250Vまで対応しているというこのマルチタップの製品説明を信じて、このマルチタップから電源をとってます。また、「海外対応2pin電源コード」も別途持ってますが、それは万一の際にコードが焼けたりして、機器が全く利用不能になるのを避けるための保険のようなものとして持ってます。
以上、海外対応の電源タップについて紹介しました。なお、この電源タップは国内でも当然利用できますので、国内旅行でも使えます。持っておいて損はないと思いますよ。