ここ数年、運動不足でメタボなおちくんですが皆さんはどうですか?なかなか運動する機会がないというのが正直なところ。そこで僕は、先週からテレビ体操を始めました。実は昨年度も夏にやっていたのですが、寒くなる季節と同時にやらなくなってしまいましたので、この度再開したわけです。今日は、そのテレビ体操に関するネタです。
ライフハックを妨げる運動不足の罠
運動不足になっているのは、年を取るにつれてそもそも運動することの必要性を感じにくくなっているというのは1つあるかと思います。もちろん、ダイエットというのも動機にはなりますが、それ以上に「運動<仕事」という仕事優先の考えがあるからです
特に、デスクワークが中心な人は、なおさらその意識が高いと思います。しかしそれは大きな勘違いです。筋力、体力というのは、スポーツや体を動かすためだけのものではありません。デスクワークであっても、仕事への集中や継続には体力が必要です。最近、集中して仕事できなくなったとか、長時間続けて仕事ができなくなったというのは、筋力や体力の低下が原因です。ライフハック=仕事の効率化の視点から考えれば、運動不足は無視できない問題なのです。
テレビ体操で運動の習慣を
そこでテレビ体操です。テレビ体操をすすめる理由はとにかく手軽なこと。今まで運動なんかやってこなかったものが、いきなり朝のジョギングとかできるわけがありません。やっても3日坊主で終わる可能性が非常に高い。テレビ体操なら、布団から出てテレビの前に立つだけ。寝間着のままでもOK。雨が降ったって関係ありません。まずは敷居を下げることで、運動する習慣づけを図ることができます。こういった点でテレビ体操はオススメできる運動なのです。
テレビ体操に隠された5つの魅力
うーん、そうはいっても所詮ラジオ体操でしょ?と半信半疑の方!テレビ体操には視聴者が毎日継続できるような隠されたポイントがあります。これが今日の本題です。以下、その5つの魅力を紹介しましょう。
1.日替わりの補助体操が良い
テレビ体操の番組は10分間ありますが、その構成は、
- みんなの体操
- 補助体操
- ラジオ体操第一or第二
2.アシスタントがローテーションで入れ替わる
アシスタント(体操のお姉さん)は番組では4名(最初は3名)出てきます。全員で7名ほど在籍しているようですが、この7名が日によって入れ替わりながら体操をしてくれます。アシスタントにはメイン・サブの役割があり、メイン役のお姉さんにはカメラがもれなくズームします。このメイン役も日替わりですので、今日はどのお姉さんが主役なのかを予想してみるのもいいでしょう。そして、3人のフォーメーションも微妙に変わったりします。椅子にすわる人、斜め向きの人などの型のバリエーションがあります。椅子にすわる人が2名いるというレアな日もあります。今後も様々なフォーメーションが期待できそうです。
3.お姉さんのレオタードも毎日変わる
おそらくこの番組は本当の生ではやっておらず、まとめて収録しているのではないかと思います。ですが、体操のお姉さんの着るレオタードは毎日変わるという芸の細かさがあります。さすがNHK。お金のかけ方が違います。なお、レオタードもローテーションしてるのかは不明です(さすがにそこまで覚えてません)。
4.ピアノは日替わり奏者の生演奏
みんなの体操とか、ラジオ体操とか同じメロディなんだから録音したオケをバックにできそうですが、テレビ体操では生演奏です。これは補助体操の内容が日替わりなので、それにアレンジした曲を用意するからです。そしてピアノの奏者も日替わりです。3名ほどおりこれもローテーションで切り替わります。番組中に10秒ほど奏者の案内があるのですが、この時に即興?のメロディを奏でてくれますので聞き逃せません。なお、奏者の一人”名川 太郎”さんの無愛想なクールな挨拶は、個人的には非常に惹かれます。
5.指導員も日替わりです。
指導員も3名おり、日替わりで出演します。指導員が体操をすることはなく、基本的には体操の説明と掛け声だけです。しかし、体操の合間に視聴者に体操を継続させようと思わせるちょっとしたワンポイントの話があったりします。これも聞き逃せませんね。
以上、5項目を挙げましたが、いずれの項目も視聴者を飽きさせない配慮からきています。毎日同じことを繰り返していけば、視聴者は離れていきます。体操というのは毎日続けることに意味があるわけですから。そのためのコストをケチらないというのはさすがNHKといったところでしょう。
なお、テレビ体操なんかで運動になるの?と思っている人は、まずは真面目に取り組んでみてください。3日で筋肉痛になりますから。また、早起きが苦手な人もテレビ体操をきっかけに規則正しい生活を送れるのではないでしょうか?
目標まであと2日分