2012年9月29日土曜日

iPhoneテザリングでiPadライフが変わる?



どうも!まだiPhone5買ってないおちくんです。今日は前回の続きでiPhone5ネタです。というか話の主役はiPadですが。。。

ネットに繋がってこそのiPad
ボクは知る人ぞ知る?自称iPadヘビーユーザーです。毎日iPadを持ち歩き、プレゼンに使用したり、ネット閲覧やブログ記事を書いたり、、、と、iPadは大活躍してます。しかし意外とiPad買ったけど家で埃かぶってるって人の声を耳にします。。。何故なのか?iPadをフル活用する要因として、
  • iPadケース
  • いつでもつながるネット接続環境
の2つがあることは、このブログでも何度か言及しました。つまりこの2つが欠けていると、iPadを使いこなすのは難しいというのがおちくんの持論です。で、後者のネット環境ってのは3G環境ってこと。つまり「iPadは3G版を買ってこそ価値がある」という意味なわけですが、現実として通信コストが気になって3G版は買えないという人は少なくないでしょう。

Wi-Fiルーターでコストを下げるという手はあるが
通信環境が大切ってのはわかるけど、iPadの3Gにお金払うのはなんかもったいないや、、という人には、Wi-Fiルーターで代替するという手があります。私も先日007Zを買いましたが、毎月2400円払うことになったので使わないともったいないという気になりまして、iPadの3GをOFFにして1ヶ月ほど007Zで代替してみました。これがけっこういけます!007Zのほうが高速通信できるので快適だったりします。コストもiPadの3Gよりちょっと安くなりますし、iPadの3G回線を解約しようかと思いはじめてます。しかし、唯一の欠点は007Zをいっしょに持ち歩かないといけないということ。実際、007Zで代替した1ヶ月の間に、007Zを忘れることが何日もありました。その時は不便ですね。。というか、3GをOFFにしてるとiPadを使う気にならない。なんか無駄なものを持ち歩いている感じでした。

iPhoneテザリング+iPadというソリューション
で、ご存知の通り、iPhone5からテザリングが解禁となりました。iPhoneのテザリングを使うのとWi-Fiルーターを使うのとでは大きく異なる点が一つあります。それは、
iPhoneを忘れるということはまずない
ということ。ボク自身の話ですが、今までiPhone、、というかケータイを持ち忘れたことはケータイを持ち始めてから10数年のうち1回もないです(意図的に持っていかなかった場合は除く)。皆さんもそうじゃないでしょうか?つまり,上述の007Zを忘れて宝の持ち腐れモードになる、、みたいなことがまずおきないことが予想できます。iPhone5になって月々の経費がアップすることになりますが,iPad(3G版)ユーザであればその3G回線を解約することで経費を抑えつつ、いままでほぼ変わりない使い方ができると思われます。

Wi-Fiルーターもプラスで最強か?!
iPhoneでテザリングをしてiPadを使う場合の唯一気がかりなのは、iPhoneのバッテリー問題でしょう。ブログ界隈を見てみると、意外とiPhoneのテザリングはバッテリーを喰わないらしいので心配しなくてもいいかもしれませんが、iPhoneを使いたい時にバッテリーがないのは本末転倒。バッテリーの持ちを心配してモバイルバッテリーを持つくらいだったらWi-Fiルーターを代替してもいいかなという気がしてます。個人的には、
  • Wi-Fiルータ(007Z)でiPadを常用
  • 007Zを忘れたり手元にないときはiPhoneテザリング
という方針でいこうかと考えてます。

以上、iPhone5のテザリング機能でiPadの使い方が変わるんじゃないかなぁーという妄想話をお届けしました(まだiPhone5を買ってないですから)。購入後にまたこのネタを検証してみます。

P.S
余談ですが,ソフトバンクが今までiPhoneや他のスマホでテザリングを解禁しなかった理由の1つに、ここで書いたような使い方で、iPadの3G 契約を解約されるのを

2012年9月23日日曜日

iPhone5について語ろうか



ついに発売されたiPhone5。4Sから乗り換えるべきか?SoftBankとauのどっちのキャリアにしようか?と悩んでいる方もいると思います。特に4Sユーザについては悩みどころですよね。まだ1年も経ってませんから正直躊躇しますよ。
御存知の通り、おちくんはいまのところiPhoneをフルシリーズ購入しており、購入時には下記のように購入理由をいろいろ書いてきました。
今回はどうするかって?もちろんiPhone5(au)に機種変しますよ(まだ買ってませんが)。元々au歴が長く、キャリアメールも使い続けたいというのもあり、よほどの格差がない限り、キャリアはauを使い続けるつもりなんで、、、というわけで、以下、iPhone5に機種変する理由を書いてみようと思います。

速さは力
昔からiPhoneの新製品が出るたびに言ってますが、「速さは力」です。そして今回は、その速さについて3つのポイントがあります。

(1)LTEについて
 ついに高速次世代通信規格であるLTEに対応します。通信速度の向上は速さにダイレクトに直結します。LTE整備のキャリアのスタンスと利欠点については
  • SoftBank:iPhoneに対応したLTE環境整備を全力に注げるが、既存の帯域からの切り替えを考慮しなければならない
  • au:iPhone用のLTE環境をゼロから作り始めており、Androidも含めて多面的にLTE環境を整備する必要がある
という感じでそれぞれ利点や欠点があります。iPhoneに限定すれば若干SoftBankに分がありそうですが、auもiPhone5販売と同時にLTEサービスを始めるようですし、社長も強気な発言を続けてますので、何か裏があるのかもしれませんね。LTEについては既に各ネット界隈でその速度の報告が挙がっていますが、都会を除きまだ全国津々浦々で使えるという状況にはまだならないでしょう。どちらもこれからというところで、現段階ではLTEには正直期待せず、つながったらラッキーと思ったほうがいいと思います。
 個人的にはLTEよりもWHS(au)に対応するのが嬉しいですね。auの3G回線は現状でも十分快適だったわけで、それがさらに速くなるというのは正直期待しちゃいます。SoftBank版でもHSPA+に対応するようですし、どちらのキャリアでも3G回線の改善が期待できるので、これが十分買いの要素になるのではないでしょうか

(2)ハードウェア性能の向上
通信回線の向上と共にハードの性能も上がってますので、体感的な速度の向上はさらなる快適なユーザーエクスペリエンスを提供してくれるとおもいます。今回はメモリも待望の1Gです。メモリ増は、アプリの速度だけでなく通信のレスポンス向上にも貢献しますので、個人的にはこれが一番嬉しいですね。

(3)Wi-Fiの5GHz+IEEE802.11nへの対応
 これは地味な改善点ですが意外と重要です。LTEが登場したとはいえ、整備もこれからですし通信制限もあります。そんなわけで3G(+LTE)とWi-Fiを使い分けるというスタイルはこれからも変わらないと思います。
 今回IEEE802.11nというWi-Fiの通信方式に対応することで、Wi-Fiの速度は規格上従来の数倍になることが予想されます。そして、5GHz帯への対応により、2.4GHzWi-Fiの帯域干渉問題が解消されるという利点が期待できます。最近のWi-Fiルーターは5GHzやIEEE802.11nも対応してるはずですから、設定を確認してみてはいかがでしょう?
 ちなみに、auのWi-Fiスポットは5GHzも整備していたようです。今までauのWi-Fiスポットって接続してもほとんど通信できない糞サービスになってましたから、もしかすると5GHzで改善されのかなーと期待してます。

テザリングについて
 au、SoftBankともにテザリングを解禁するようです。SoftBankがテザリングを解禁するのは個人的には意外でした。はたしてテザリングにどれだけ需要があるか?なわけですが、本当に使いたい人は既にWi-Fiルーターやテザリングスマホを持ち歩いているわけで、まあ皆がテザリングしだすということはないでしょう。また、テザリングはバッテリー食いますから、個人的にはiPhoneでテザリングをガンガンするつもりはありません。ただ、iPadユーザにとっては潜在的なテザリングのニーズがあり、iPad(特にWi-Fi版)を持っている人は、iPhone5の登場で使い方が変わってくるかもしれません。この点についてはまた別記事で取り上げる予定です。

画面の広さ、薄さ
店頭で実機を触ってきましたが、思った以上に大きく、しかも軽くて薄い。一度触ってみると機種変したくなりますよ。個人的にはiPhoneの画面はちょっと小さいなと思ってましたので今回のサイズ変更は大歓迎です。ただ、横幅も広くしても良かったんじゃ、、という気はしてますが。

料金プランについて
 通信料については正直不満があります。まあLTEという高性能なものを使うわけだからLTE用の定額料金が上がるのは仕方がない、、、まあ、これは目を瞑りましょう。しかし、auのLTEプランという基本料金。あれは頂けない。従来のような無料通話を含んだプランを選ぶことができないというのは、ちょっとなめとんか~!と叫びたくなりますよ。つーか、これはいかんですよ。auの料金がSoftBankより安くできる方法の1つとして無料通話プランの活用というのがあったわけですが、その利点がなくなります。これは実質的な便乗値上げ。関係省庁は指導するべきですよ。料金プランについてだけは、ちょっと機種変を躊躇したくなりますね。

本体価格について
月々割みたいなので実質的な価格は変わってくるようですが、全体的にみればソフトバンクに分がありますね。iPhoneに全力をそそぐかどうかのキャリアのスタンスがそのまま出ている感じです。auは相変わらずMNP優先路線ですね。

欠点
iPhone5に機種変する欠点、、、今までこんなこと書いたことありませんが、今回は敢えて書きます。それは
  • グーグルマップ
  • Youtube
のアプリが使えなくなるということ。これはいただけないです。Appleらしくない低品質のマップ、、、ジョブズがいなくなって迷走しているということでしょうか。いちおう両アプリはブラウザ経由で見ることは可能ですが、マップを利用している各種アプリにも影響しますので、この点だけは要注意です。

以上、購入、機種変を検討されている方の一つの考え方として参考になれば幸いです。なお、5については購入時にまたファーストインプレッションを書くと思いますが、たぶんすぐには買わないと思います。まだ4Sを買って1年も経ってないので(昨年11月に購入したので)。今回はちょっと様子見ですね。早くても10月以降の購入になりますんで、、、お楽しみに。

2012年9月8日土曜日

Windows8ファーストインプレッション


さて、夏休みも終わりましたので、夏の自由研究としてWindows8ファーストインプレッションでも書いてみました。Windows8は10月26日に発売されるそうですが、一足先にRTM版をインストールしてみました。既にいろいろなブログで紹介されていると思いますが、もし購入を検討されている方は、この記事を含めていろいろ事前に情報収集することをオススメします。それくらいこのWindows8はヤバイです。

Windows8を理解するための2つのポイント
まずは、下記を理解しないとドツボにハマります。
(1)全てはスタート画面から
Windows8では、上の画像にあるようにタイル風のメニューのスタート画面から全てがはじまります。このスタート画面というのは従来のスタートメニューを代替する位置づけとなります。
(2)デスクトップ環境はアプリの1つに過ぎない
デスクトップ環境はUIの主環境ではなく、スタート画面から呼ばれるUIアプリの1つに過ぎません。もちろんその中で従来の各種アプリが動くことになります。


上記を見ていただければわかりますが、一見すると今まで通りのようで、実はデスクトップ環境にスタートメニューはありません。アプリを起動するにはスタート画面からアプリを起動することになります。で、ここからどうやってスタート画面に戻るのか、、など操作の基本を理解する必要があるわけです。

とりあえず抑えておきたい3つの操作ポイント
初めてWindows8を使うと、
  • デスクトップ環境はどこへいった?
  • どうやってスタート画面に戻るんだ?
  • コントロールパネルとかどこにあるの?
など必ず操作に戸惑うでしょう。私もちょこっと使ってみただけですが、かなり戸惑いました。とりあえず下記の基本はおさえておくといいです。

※なお、下記は VMwareFusion4 の上でWindows8を動かした場合の話なので、通常の環境ではもしかしたら細かい操作は実際とは違うかもしれません。その点はご注意下さい。

(1)右クリックで全てのアプリを表示(スタート画面のみ)
スタート画面に表示されているのは、アプリの一部です。メモ帳とかコンソールとかを使おうと思ってもスタート画面にはアイコンがありません。画面上で右クリックすると「全てのアプリ」というのが右下に出てきますので、それをクリックすると、インストールされているアプリが全て表示されたアプリ画面が表示されます。



コントロールパネルとかもここにあります。従来のスタートメニューの詳細っぽい位置づけですね。

(2)マウスを右上端または右下端に寄せるとチャーム表示
スタート画面に関連するちょっとした設定に関するメニューが出てきます。


右端にメニュー(チャーム(Charms)と呼ぶらしいです)が表示されると同時に左下に現在の時間が表示されています。これはデスクトップ環境でも同様に表示されます(下の図)。


チャームにはスタートがありますので、デスクトップからスタート画面に戻るにはここを経由しましょう(ここ重要ですよ!)。

(3)マウスを左上端・左下端に寄せると起動中のアプリ一覧表示
マウスを左上端(または左下端)に寄せて下に降ろす(または上に上げる)とバックで動いているアプリの一覧が表示されます。


各アイコンをクリックするとその画面に移動しますし、右クリックでそれらを終了させることも可能です。ここでも最下段にスタート画面のアイコンがあるのでここからスタート画面に戻ることも可能です。

もうこれはWindowsではない
呼び名は「Metro Style UI」とか「Modern UI Style」などいろいろ呼び名が変わってますが、スタート画面を中心としたパネル型のこの新しいUIは、iPadのようなユーザインタフェースを模範していると思われます。そしてマイクロソフトは、従来のWindow型のユーザインタフェースを捨てて、これを主流にしようとしていることがビシビシと感じられます。その意気込みは、デスクトップ環境をメインとせず、1つのアプリとして位置づけていることからも明らかでしょう。極端に言えば、デスクトップ環境は従来型のWindowsアプリのために単なる互換性のために存在しており、将来的には新UIに対応したアプリがどんどん出てくると、、、いうことになるんでしょうねぇ。WindowsであってWindowsじゃないんですよね。だって、新しいUIにはWindowがないんですから。。。

ファーストインプレッションとしてはどうか
個人的には面白い気もしますが、皆、大混乱を起こすんじゃないか、、そんな気がします。新しくWindowsを使い始めるのならいいんですが、従来のWindowsを使っている人からするとギャップに苦しむと思います。せめてスタートメニューは残すべき、、と思うのはボクだけではないでしょう。
それと、作り方も中途半端。。。そもそもWindows8自身が新UIに対応しきれていない。例えばIEやメール、SkyDriveなどは新UIに対応していますが、それ以外のアプリがまだ未対応なんですよね。標準で入っているほとんどのアプリは従来通りのWindowアプリとして作られており、デスクトップ環境で動作します。せめてコントロールパネルくらいは、新UIで動作させなきゃ、、、とおもいます。それと新しいOffice2013もWindow型のUIを踏襲していてデスクトップ環境で稼働するようですし、、、なんか中途半端ですね。
個人的にはこの中途半端さは、雰囲気的にWindows3.1を思い出します。つまり、
  • Windows3.1はMS-DOSの上にWindow型UIを被せたOS
  • Windows8はWindows7の上に新UIを被せたOS
という感じですね。ただ、Window型UIを捨ててるんですから、もうWindowsっていう名前も捨てたほうが良かったんじゃないかという気がします。

新しいUIとしてのポテンシャルはあるかも
まだまだ中途半端ですが、新しいUIとしてもポテンシャルはあるかと思います。上述でiPadのような、、、と書きましたが、正確に言うとiPadとは異なります。iPadのような非Window型UIを従来のデスクトップPCで実現するとどうなるか、、、という一つの新しい方向性を示しているという点で評価したいと思います。この点については、実はAppleもまだ未踏ですからね。AppleもiOSとMacOSの融合を図ろうとしていますが、今のところWindow型UIをベースにしてますし。そういう点ではマイクロソフトが珍しくAppleより一歩先に手を打って出たというところですね(それがいいか悪いかは別にして)。

以上、長くなりましたがファーストインプレッションでした。Windows8についてはまだちょっとネタがありますので、もう1回ぐらい記事を書きたいと思います。