2020年12月20日日曜日

第3波到来に見る新型コロナとの付き合い方

コロナネタばかりで恐縮です。。。でも、これがいちばん気になるし、みなさんも不安になっていると思います。自身の不安をこうして活字化していくことで、その不安を明確にしておきたいという気持ちがちょっとあるかもしれません。

新型コロナは怖い病気なのか?

 私の中では未だに結論出ませんね。フィフティ・フィフティですね。この時期になってもまだ自分の中で答えが出ないのは意外でした。正しく恐れようと思ってますが、ちょっと整理してみます。

【怖いと思う要因】

  1. 老人にとっては致死率の高い病気である
  2. 重症患者が増えてきて病院がパンクするレベルで広がっている
  3. インフルエンザよりも感染力が高い(マスクとソーシャルディスタンスでインフルエンザは沈黙)
  4. 死亡者数が増え始め、医療関係者でも死亡者が出始めている

【怖くないと思う要因】

  1. 自己免疫力でほとんどの人は回復する(ワクチンや特効薬がないにもの関わらず)
  2. 新型コロナの症例自体はアデノウィルスと類似しており、危険性については特別視する必要はない(怖くないわけではない)
  3. 日本は海外と比べて、重症者、死亡者数が少ない(ファクターX?)

なぜ増えているのか?

では、春先とは何が変わったのか?何が陽性者や死者を増やしているのか?といえば、

  1. 人の動きが活性化したことによるウィルスの広がり
  2. 寒さによる免疫力の低下
  3. 人の新型コロナに対する危機意識の低下

でしょう。風邪のウィルスの仲間ですから、誰もが持っている(感染性が高い)ことは間違いなく、春先からジワジワと国内に蔓延して、寒さにより症状として出てきたというのが真相でしょう。全世界的にそうですからね。

どう生活していくべきか?

個人的には、

  • マスクと手洗い
  • 3密を回避する
  • 食べ物を介した飛沫感染に特に注意

ですかねぇ。他人との会食はとにかく避けるべきで、外食するならおひとり様で静かに美食を愉しむことを奨励します。

コロナとの付き合い方

 政府の判断がいろいろ批判されてますが、経済とウィルスを同時にコントロールする方法なんて「誰にもわからない」ですよ。唯一の方法は、中国のように完全にトップダウンで国民をコントロールすることですね。まあ、今の日本ではそれは無理でしょう。試行錯誤しならがアクセルとブレーキを使い分けて様子を見ていくしかないんだと思います。

 また、最近の国内の雰囲気として、「元の生活」に戻ろうとして人が多いような気がします。ウィルスが撲滅されたわけではないのですから、「withコロナ」の生活スタイルを考えるべきです。日本人はこのあたりの切替が不得意ですね。ゲームのルールが変わったのに、それに気づかず(認めず)に負け続けて、またいつか勝てるようになる。。。という願望が強くて、変わることの不安から逃げようとしている傾向があります。それとBプラン(代替プラン)を考えることが苦手というか、考えないですね。GOTOにしろ、オリンピックにしろ、「ダメだった時のことを考えるなんてとんでもない」って雰囲気ありますよね。政治家もそうですけど、国民もそれを考えないといけないと思います。

まあ、そんなわけで、、冒頭、私はフィフティ・フィフティと書きましたが、連日流れるニュースを見ながら、ちょっと「怖いかな」って傾き始めてはいます。とにかく皆さん、元気で年を越しましょう!では、良いお年を!!(あれ?この記事、今年最後になる?)

2020年8月27日木曜日

2週間のホテルでの自主隔離を終えて、、、


海外からの帰国者に対する自主隔離要請に対応するべく、某ホテルにて自主隔離をしておりましたが、晴れて開放されましたのでその報告です。

前提知識(おさらい)
日本政府の指定する入国制限対象地域から帰国した日本人はもれなく、
  • 空港での新型コロナ検査(抗原検査)を受ける
  • 14日間の自主隔離(自宅またはホテルで待機)
  • 14日間は公共交通機関(電車、バス、タクシー、国内線飛行機)の利用禁止
が要請されています。2と3については検査の結果が陰性でも義務があります。都心から離れた地域に住んでいる人は、
  • レンタカーを借りて自力で帰る
  • ハイヤーを借りる
  • ホテルに2週間泊まる
のいずれかを選ぶしかなく、私はホテル滞在を選びました。なお、14日の定義ですが帰国日を0日目として翌日から14日となります。つまり、正確には15泊する必要がありますね。

自主隔離用ホテルについて
いろいろ誤解されてる人が多いですが、抗原検査(またはPCR検査)で陰性だった場合の帰国者の自主隔離ホテルは、特に政府からの指定はありません(政府指定帰国者用自主隔離ホテルなどはない)。ですので、
  • 自分自身でホテルを探して予約する
  • 費用は自腹である
ということになっています。昔、PCR検査の時は結果がでるのが遅かったので政府指定の結果待ち用の隔離ホテル(無料)というのは存在してました。それとは話が異なります。
で、自主隔離に利用するホテルは自由ですので、
  • ビジネスホテル
  • ウィークリーマンション
  • AirBnB
などですが、空港から公共交通機関(電車、バス、タクシー、国内線飛行機)を利用せずにたどり着けることが条件です(くわしくは前記事をご覧ください)。なお、予約時に海外帰国者であることを事前に告げることはマナーとしてするべきでしょう。拒否されることもありますが、客商売ですし、それはしかたないですね。
1点、自主隔離ハックを語るとすれば、コインランドリーが近くにあるホテルをオススメします。私の泊まったホテルは、コインランドリーがなくて、近場にもなかったので、自宅から下着などを送ってもらいました。

自主隔離中の行動制限
「自主隔離中は外出せず、人との接触は控えてください」となっていますが、食事の手配などでの外出は認められています。正確には明文化されていませんが、検疫官には口頭で確認してます。まあ、常識的に考えれば、食材買わずに生きることはできませんし。ホテルのよっては自主隔離者向けのお弁当サービス(有料)をしてるところもありますね。
 また、(これも誤解している人が多いですが)ホテルで特に誰かが監視しているようなこともありません。看護師もいません。陽性者の隔離ホテルとは異なります。ただ、毎朝、体温チェックをしてフロントに報告をしてます。これは、ホテルの独自対策だと思います。帰国者に関わらずほとんどのホテルは、体温が高い人(37.5℃以上など)の宿泊を拒否しています。じゃあ、滞在中に熱が出たらどうなるのか、、、ホテルからは「保健所に相談の上、指示に従ってください」ということで、まあ、放り出すことはないでしょう。

自主隔離を振り返って
そんなわけで、この2週間、私は食事の買い出しに外出するぐらいで、基本はホテルにいました。滞在先のホテルの名は伏せておきますが、
【良かった点】
○近くにコンビニやテイクアウトの店が多くあった
○ホテルに電子レンジがあった
○Wi-Fiだけでなく有線LANが使えた(ビデオ会議がストレスなくできた)
○宅配や郵便の対応をしてくれた

【悪かった点】
×ホテルにコインランドリーがない(近くにもない)
×ホテルがお弁当サービスをしてない(そういうプランがない)

という感じですね。宅配や郵便の受け入れは、ふつうのホテルなら対応してくれると思いますが、助かりました。大変だったでしょーとかよく言われますが、海外でロックダウン経験してますから状況はほとんど同じですし、あまり気にならなかったですね。とはいえ、もう一度やるかと言われたら、まあ遠慮したいかな。

2020年8月9日日曜日

羽田空港で新型コロナの検疫(抗原検査)を受けてきた

先日、ドイツから帰国してきました。空港での検疫や自主隔離ってどうなってるんだろう?って不安に思っている海外在住の方々は少なくないと思いますので、実体験を踏まえて報告します。

前提知識
日本政府の指定する入国制限対象地域から帰国した日本人はもれなく、
  1. 空港での新型コロナ検査(抗原検査)を受ける
  2. 14日間の自主隔離(自宅またはホテルで待機)
  3. 14日間は公共交通機関(電車、バス、タクシー、国内線飛行機)の利用禁止
が要請されています。2と3については検査の結果が陰性でも義務があります。都心から離れた地域に住んでいる人は、
・レンタカーを借りて自力で帰る
・ハイヤーを借りる
・ホテルに2週間泊まる
のいずれかを選ぶしかありません。もちろんこれはすべて自費で自分で手配してください。いずれも海外帰国者であることを知らせた上で事前相談することをオススメします。今は3〜4月頃とは異なり、帰国者にも対応してくれるところも増えており、最近は空港からの送迎を含んだ滞在パックを提供するサービス会社もありますので、それに乗っかかるのも1つの手です。ただし、これから政府も規制緩和をすすめて、国際線の運行数も増えてきますので、滞在先の取り合いになる可能性もありますので、早めに動いておいたほうがいいでしょう。

抗原検査を受けるまで
日本政府は7月29日から帰国者へのコロナ検査をPCRから抗原検査に切り替えました。PCRは検査結果が出るまでに時間がかかる問題があり、それが帰国者を悩ませていましたが、それも抗原検査に切り替わることで迅速になりました。私の場合、飛行機が着陸をしてから検疫を終え、空港の外へ出るまで2時間程度でした。先日、Gacktさんが自身の成田での検疫体験をYoutubeチャンネルにアップし、手際の悪さを報告していましたが、日々改善されているんだと思います。

では、簡単に手順を書きます。
(0)機内で書類作成
機内で質問書、申告書、健康カードが配れるので、着陸までに書いておきましょう。検疫のサイトでダウンロードもできますので、飛行機に乗る前から事前にPDFに書き込んでおいてもいいですが、最新版であるかを確認しましょう。
(1)機内で待機
飛行機が着陸後、しばらく待機が求められます。おそらく検疫の場所の混雑具合を考慮した調整だと思われます。私の場合は朝方に到着したせいか、15分くらいの短さだったような気がします。
(2)概要説明
機内から移動し、ある部屋に集められます。これからやることを書いた手順の紙などが配布され、簡単な説明があります。
(3)検体採取
検体容器とラベル(自分の番号が記載)を受け取り、検体採取スペースで独りで唾液を採取します。サポート役などはいません。採取スペースは、すごく簡易的な仕切りのあるスペースで、10近くあったような気がします(数を数えるのを忘れました)。レモンの写真があるのでそれを見ながら唾液を出しましょう。ロートを使って検体容器に流し込むという作業で、個人差はあるかと思いますが、まあ5分もあれば適量を出せると思います。
(4)書類審査&検査結果待ち
書類審査は記入漏れがないかの確認とかです。ホテルまでの送迎バスを利用する場合、ここでどのバスに乗るのかを確認したほうがいいと思います。その後は検査結果待ちです。自分の番号が呼ばれるのを待ちましょう。羽田の場合、マイクを使って番号を呼ばれますので、聞こえにくいということはないです。自販機やトイレは検査待ちスペースにあります。逆に言うと、ここにたどり着くまではトイレはありません(途中の通路にトイレはありますが閉鎖されています)
(5)検査結果通知&移動手段の確認
番号は数名ごと一括で呼ばれます。呼ぶ順番とかに陽性者と陰性者を区別しているのかどうかはわかりません。ここで、検査結果を示すシールが手持ちの書類に貼られます。そして再度、移動手段について確認されます。ここまでが検疫の最後になるので、不明な点があればこのタイミングできちんと確認しておきましょう。
(6)入国審査
入国審査のゲートに行くまではところどころに確認係がおり、検査結果を受理したのかどうかの赤紙チェック(目視程度)があります。
(7)荷物受け取り
荷物はすべて個別に振り分けており、名前順に並んでました。すぐに見つかると思います
(8)到着ロビーへ&移動
ロビーへ出たらもう日常の世界、ただいま日本!です。誰も監視とかはしてませんから、自分の手配した移動手段で自主隔離先へ向かってください。

政府派遣のホテル送迎バスについて
自主隔離先のホテルを確保するにあたり、重要なのはホテルへの移動手段です。羽田には政府派遣のホテル送迎バスがありますので、それを利用するのが最善です(言い方を変えると、このルート近辺のホテルを選ぶのが最善です)。羽田空港からは、次の2便がそれぞれ1時間おきに出ています。
(1)川崎駅方面(8:00〜22:00)
停留所:羽田空港第2ターミナル→穴守稲荷駅→大鳥居駅→京急蒲田駅→JR蒲田駅→JR川崎駅
(2)品川駅方面(8:30〜22:30)
停留所:穴守稲荷駅→大鳥居駅→京急大森町駅→JR大森町駅→JR五反田駅→JR品川駅

上記以外のエリアのホテルへ行くには、自力でハイヤーを借りるか、ホテルに相談するしかないでしょう。この情報、帰国者にとってはとても重要な情報のはずなのに、なぜかネットに載ってないんですおね。成田も送迎バスがあるという話は目にしますが詳細は不明です。関空とかどうなってるんでしょうね?

ホテルやハイヤー・レンタカーの予約について
 必ず電話で事前に相談しましょう(IP電話を使えば海外からでも安く済ませられます)。私は幾つか大手のホテルの予約を試みましたが、メジャーなホテルであれば断ることはない感じです。ここは正直に言わないと、ホテル側にも準備があるでしょうし、その場でダメって言われたら大変ですからね。ハイヤーやレンタカーも同様です。検疫で陽性になったら当然利用はできなくなりますが、そのケースではキャンセル料を取らないところはほとんどかと思います。

検疫を受けた感想
冒頭に書きましたが、私の場合、飛行機が着陸をしてから空港の外へ出るまで2時間程度でしたので、総じて不満を感じることはありませんでした。時間帯が朝方で、あまり乗客や検疫待ちの人がいなかったせいか、スムーズに手順が進みましたし、適切に人員が配置されて、不手際らしさもみられませんでした。心配された空港内での密状態が長く続くこともほとんどなかったかと思います。日々改善されていると思われます。

あとは、自主隔離規制の緩和を期待したいですね。空港検疫での陽性者の割合は、2月から現在(2020/08/09 0:00現在)までに133118名中663名で約0.5%の陽性率ですから、せめて陰性だったら公共交通機関を使えるようにしてほしいですね。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も、「新幹線の中で感染は起きていない。旅行自体が感染を起こすことはない」と述べていますし、「なんで陰性なのに乗れないのかなぁ。検査してない人よりはよほど安心でしょ?」というのが正直な感想です。また、自主隔離場所の確保も、家庭の事情や経済的な理由で、自宅への移動や隔離場所を確保が困難な人もいますので、費用の貸出等支援の仕方はあるかと思います。

とまあ、こんな感じで検疫を受けてきました。今は都内某所にて悠々自適な自主隔離生活です。これから帰国される方には、状況が良くなることを祈念しております。

2020年5月24日日曜日

新型コロナ禍にみる日本のハードルの高さ


先月、私はブログを書きながら日本はこれからヤバくなるだろうなと思ってました。でも、今の現状を見ると、、、、びっくりするくらいうまく抑え込んでるんじゃないかな?という気がしてます。欧米と比べても死亡者数が桁違いに少ない。死亡者数から想定される真の感染者も実際に少ないんだと思います。日本スゴイ!

なぜ日本の感染者(死亡者数)は少ないのか?
 欧米と比べて明らかに緩い規制だったのに、日本はなぜ感染者(死亡者数)は少ないのか?このことについては、いろいろ諸説ありますが、まさに不明のファクターXがあるんでしょうね。専門家会議は「医療レベルがどうこう」と言ってましたが、これは「結果」であってミスリード。もちろん、重症患者の復帰率の高さによる死亡者の減少は、おそらく日本の医療レベルのおかげだと思いますが、そもそも救急治療を必要とする患者の絶対数が医療崩壊が起きない程度になんとかおさまっていたというのは、医療レベル以前の話。まあこれは日本だけでなくアジア地域の特徴でもありますけどね。
まあ、つまり何がいいたいのかというと、緊急事態宣言の効果もあるし、医療レベルの高さもあるし、もともとの生活様式もあるし、ファクターXもあるし、、、といろんな要因が重なったおかげというところではないでしょうか?

緊急事態宣言に見る日本の特徴
 緊急事態宣言解除にあたって、大阪モデルとか基準が話題です。大阪については、ただの数値基準だけでなく、ジャンルごとに再開のガイドラインを細かく提示しており、とても親切だと思います。それでも解除の基準。。。新規感染者数が0.5名/10万人当りというのは欧州と比較するととても厳しいです。ドイツの場合、50名/10万人と設定しています。日本の100倍緩い。日本は欧州より10倍以上死亡者が少ないわけですから、せめて5名/10万人でもいいんじゃないかなぁという気もなきにしもあらず。このハードルの高さについて、数ヶ月前にネットで話題になった下記の記事を思い出しました。

まさにこの話が新型コロナ対策にもあらわれているなぁという印象。感染者をゼロに限りなく近づけていこうとする、いわゆるゼロリスク信仰を感じます。

ハードルをどれだけ下げることができるか?
 欧州が100倍緩いのは、EU間での人の行き来を再開することを目指しているからだと思われます(来月中旬から下旬にかけて国境封鎖解除が予定されています)。欧州、特にEUの人々からすれば、国境封鎖なんて決してするべきことではないという思いが第一にあり、「新型コロナを抑え込むことなんで不可能なんだから、しばらくは規制したり解除したりの繰り返しながら新しい社会を模索していこう」というスタンスを感じます。
 さて、日本はどうでしょう?おそらく欧州と同じように、規制と緩和のダンスを繰り返しながら模索していくんでしょうけど、世界的にみて100倍厳しい基準をいつまで続けるのでしょう?何が要因で抑えることができたのか不明な状況では、慎重になるのは仕方ないのですが、国内の基準を緩めない限り出入国規制の緩和もありません。まさか日本だけ鎖国を続けるわけにはいかないですよね?オリンピックもありますし。。。(個人的にはオリンピックはありえないと思ってますが)。世界の国々は門戸を開け始めたのに、日本だけ鎖国を続けて取り残されている。。。そんな状況になってはまずいと思います。
 もちろん、人命は大切ですがゼロリスク信仰も度が過ぎると社会的なコストがかかりますし、我々も疲弊します。これからは欧米並みにハードルを下げて考える意識の変革が必要なときが来たのかなぁ。。。という気がしますが、どうですかね?

2020年4月9日木曜日

新型コロナと正しく向き合おう


緊急事態宣言も発令され、これから日本も本格的な新型コロナとの戦いが始まりました。ライフハッカーとして(おじいちゃんの知恵袋として)、この新型コロナと正しい向き合う方法について書いてみようと思います。

新型コロナウイルスは怖い病気なのか?
皆さんも薄々気付いていると思いますが、結論からいうと怖い病気でしょう。なぜなら、
  • ワクチンや治療薬もない
  • 潜伏期間が長く感染力が高い
  • 死亡率はインフルエンザのおよそ10倍
  • 軽症でも高熱(39度以上)で苦しむ
と現段階で明らかになっている情報を書いているだけで十分怖さを感じますね。日本は「正常化バイアス」がかかりすぎてて、日本は他国とは違う。これくらいは大丈夫。日本はうまくいっている。。。と思いすぎている気がします。

感染者数に惑わされてはいけない
感染者数は「調べないと出てこないもの」であることをまず理解してください。そして、何か対策をとったからと言ってすぐに効果が出るものでもないです。2週間近いタイムラグがあります。検査数の少なさについていろいろいわれていますが、なぜ欧米各国の先進国は検査を続けているのか?正常化バイアスをかけずに考えてみるといいでしょう。

死亡者数/死亡率
死亡者数はある意味隠せない数字であると言われてますが、死亡率を語るときには、分母がきちんとしたデータでないと意味がありません。他国と比較するには、「人口あたり」がベターだと思います。統計的に死亡率を割り出すことができれば、死亡者数から感染者のおおよそを想像することができます。

防衛策は?
以前の記事でも書きましたが、
  • 手洗いの徹底(帰宅後ならびに食事前は念入りに)
  • Stay Home(家にいる。感染経路を断つ)
  • Social Distance(人とは距離を置く)
です。政府は3密といって具体的にバーとか夜の店とかライブハウス、、とか挙げていますが、「それ以外の場所ならOKなのかな?」と思わないように注意が必要です。とにかく人が集まったらダメなんです。特に複数人との食事がダメ。他人の飛沫が食べ物に付着することが避けることができないからです。一人で飲み食いするのなら問題ない気もしますけど、飲食店はリスクが高いことに注意してください。

長期戦です
残念ながら長期戦は覚悟したほうがいいです。まずは最悪を想定してぎゅっと自らに規制をかけ、そこからベルトを緩めたり締めなおしたり、、、を繰り返すしかないでしょう。欧米での感染状況を見ると、数週間程度で収まるものではないです。最低でも2か月くらいはかかり、少なくともこの1年間は、非日常が続くのはないかと覚悟したほうがいいです。しかし、そんなことになると精神的にもたなくなりますので、どうすればいいのか、、、私も考えていきたいです。

未知の敵と戦うには多面的に情報収集を!
私は、この新型コロナ騒動は「多面的に情報収集し、それらを否定することなく受け入れて、自分なりに咀嚼しながら理解を深めていくこと」が大切かなと思ってます。多面的というのは、特定の立場だけを聞くのではなく、その反対の意見も積極的に聞いて理解しようとしてみることです。また、視野を広げて、世界各国ではどうなのか?というのを確認するとよりベターです。他国は日本の先を行ってますので、同じ轍を踏まないようにする必要があるかと思います。

既存の薬で代替できるものが見つかれば状況は変わるかもしれませんが、今はそれを考える時期ではないです。まあここであえて超楽観的な希望を書くなら、台風がウィルスを吹き飛ばしてくれないかなぁ。。。ということぐらいですね。

皆さんが重症化することなく健康でいられますように。。。

2020年3月26日木曜日

来たるべきロックダウンとどう付き合うか?


今、新型コロナウイルスでまさにロックダウン中のドイツにいるおちくんです。日本もオリンピックのタガが外れたからなのか、検査や規制を強化しているようで、「東京もロックダウンか?」という話題が出てますね。ドイツの事例からちょっと皆さんに情報共有です。

ドイツのロックダウンの現状
 ロックダウンとは、日本語で都市封鎖になるんですかね?ドイツの場合は基本的には州政府が決めていて、州によって規制のレベルが異なってます。私の生活圏については、以下のとおりです。
  • 店舗営業規制 ・・・スーパー(食料品店)や病院、薬局を除きすべて閉店です。美容院や散髪屋は最初はOKでしたが後からダメになりました。
  • 外出規制(外出時の人数規制)・・・買い物や病院にいくための外出や、健康維持のための散歩・ジョギングは認められます。ただし、人と人との間隔を最低1.5m確保することや、公共の空間における滞在は,1名のみか,あるいは同居者・非同居の同行者1名とする
  • 交通通行規制 ・・・バスは動いてます。電車も動いてるのかな?ただ、不要な移動は禁止です。
  • イベント・集会規制 ・・・公私のイベントやパーティーなどは禁止です。プライベートのパーティーもダメです(いわゆるコロナパーティー?)
  • ホテル営業停止・・・ ホテルの営業も停止です。泊まっていた客も強制退去のようでした。
上記に違反すると数十万円の罰金ですが、警察等が常時見張っているわけではなく、パトカーが時々巡回している程度かなぁ。。なお、私の周りでは日本のニュースなどで取り上げられているような、スーパーのパニックもありませんし、ロックダウンを無視して遊び回る若者たち。。みたいなのも見かけませんね。そういえば、公園で遊ぶことも禁止で、それを知らずに遊ぼうとしていたチャリに乗った子供たちが、「ダメだよ〜」って大人に注意されて素直に帰ってました。ちなみに、このロックダウンは1ヶ月程度続く予定です。

日本でロックダウンが実行されるとどうなるか?
 さて、日本でロックダウンが実行されたらどうなりますかね?ドイツでは老若男女問わず淡々とロックダウンを受け入れているのは素直にすごいと感じていて、普段からロックダウンを想定した練習でもしてたんだろうか?と思うくらいです。日本の場合は、店舗の営業規制とかできるのでしょうか?ドイツは日曜・休日は許可なく店舗営業できないという規則があるので、政府の言うことは素直に従う文化があるのかもしれません。日本だと結局「要請」レベルにならざるを得ないのかなぁ。。という気がしますし、そのための「緊急事態宣言」の可決なのかもしれません。
まあちなみに、日本で欧州並みのロックダウンが起こったとしても、コンビニはたくさんありますし、コンビニには色んなものが売ってるし、都市部での生活は困らない気がします。

ロックダウンとの向き合い方
 日本は海外のように強制的なロックダウンはできないかもしれません。個人の自主的な行動に依存したものになるかもしれません。いずれにせよ、ロックダウンは手段であり目的ではありません。今回のロックダウンの目的は何なのか?それは新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐことであり、そのためには
  • 人の接触を避ける、距離をおく(ソーシャルディスタンスを維持する)
という考え方が第一にあるということを意識したらいいと思います。メルケル首相は「老人は孫とあってはダメだ」とも言ってましたが、新型コロナウイルスとの戦いはそれくらい厳しいものであると思ったほうがいいです。

まあ、ロックダウンとかならずに平穏にことが進むのが一番だとは思いますが、万一の際は本投稿が参考になれば幸いです。

2020年2月17日月曜日

ウィルス感染予防に手洗いを推奨する理由を理解しよう


インフルエンザや最近話題になっている新型肺炎ウィルスなどではマスクと手洗いが奨励されていますが、「手洗い」の重要性についてあまり実感できない人が少なくないと思います。今日は手洗いの重要性を理解してもらうようネタ提供をしたいと思います。ちなみに私は医者じゃないのであくまで個人的に見聞した話をベースにしている点はご容赦ください。

ウィルスはどこから、どうやって侵入してくるか?
いきなり確信をつく話をしますが、これが理解するための重要なポイントになります。まあ大半の場合、「目」「鼻」「口」などと言われています。それと手洗いがどう関係するかと言えば、どうやって侵入してくるのか?というのを考えると理解できます。例えば下記の例が挙げられるでしょう。
  • 目 ・・・ 目をこする
  • 鼻 ・・・ 鼻をほじる
  • 口 ・・・ 唇を触る。食べ物。
いずれの行為も全て「手」が絡んできますよね。ここで1つポイントは「食べ物」です。ここでいう食べ物とは、ウィルスが付着した食べ物を指します。ウィルスが付着した食べ物とは
  • くしゃみや咳などの飛沫が食べ物にかかる
  • くしゃみや咳などの飛沫が食器類に付着する
  • ウィルスが付着した手で食べる(手づかみ)
などが考えられます。ご飯の前には手を洗えをいうのは、まさに感染予防につながるのです。

ウィルスはどうやって拡散するか
感染した人からウィルスが拡散する一番の要因は、咳やくしゃみです。このときみなさんは、感染した人が近くにいるかいないかを意識しがちですが、飛沫したウィルスはその空間の家具などに付着している可能性があります。もちろん、付着したウィルスがどれだけ生き続けるのかにもよりますが、それらに触れることでウィルスも付着します。
さて、家具などに一切触れずに日常を生活することは可能でしょうか?ドアノブ、手すり、椅子、、、、必ず手を使って行動していると思います。つまり、手にウィルスが付着することは避けられないということです。

だから手洗い推奨なんです
手というのは私達が思っている以上の感染経路なんです。もちろんマスクは無駄ではないです。マスクをすれば飛沫をそれなりに防ぐことはできますが、マスクをするかどうかはその人次第で、我々がコントロールできる話ではないです。また、マスクの使い方も間違っている人とかもいるようですし、自己防衛するには自分の生活空間にウィルスが付着しないように手洗いして、極力、目、鼻、口、食べ物を触らないようにするしかないんです。

その他補足
その他、気をつけて欲しい点は、、
  • スマホ、キーボード、マウスなど、日常よく触るものは注意してください。
  • マスクがない時にくしゃみや咳をする時は肘の内側で口元を隠すようにして抑えてください。手で抑えるなんでもってのほかです。もちろん服にも付着してますから、すぐに洗うことをオススメします。
とりあえずはこんなところかなぁ。。。皆さんの無事を祈ります。


2020年1月3日金曜日

2020年、あけましておめでとうございます


明けましておめでとうございます。今年の新年は仕事の関係で海外(ドイツ)で迎えてます。1年前の1月のブログでも書いた「今年は一大チャレンジをします」というのは海外滞在のことです。ほとんど更新してなく読者もいなくなってると思いますが、近況を交えながら今年の抱負など。。。

2019年を振り返って
3年連続で昨年と記事と同じことを書くことになりますが、今年は海外滞在の準備や生活環境の整備といった要因もあっため、相変わらず忙しかったかな。1年前に書いたように、
・仕事をこなす体力・気力が減った自分に、用意周到な準備で対応
というのを意識してきた1年でした。

が、、、あらためて振り返って思うのは、ここ数年、忙しい忙しいと飛んでくる仕事の火の粉を日々振り払ってきた感がありますが、これはちょっと間違ってた過ごし方をしてきたかなぁと思ったりしてます。
というのも、ここ数年は、仕事の増加と自己分析を踏まえ、
・やるべきことの選択と集中
という方略を取ることとし、その結果の1つがこのライフハックブログの放置。。。だったわけですが、これが間違いだったかなぁ。このブログの更新だけじゃないんですが、選択と集中で仕事に集中しすぎた感があるかなと。。。車にたとえるなら、全てのギアが「仕事」「仕事」「仕事」と仕事関係ばっかりになっているにも関わらず、仕事効率がたいして上がってない現実があるなと。

今年の抱負
そんなわけで、いろんなことに関心がある自分の性格を考えると、「仕事」「仕事」「ライフハック」みたいに、時には違う種類のギアに切り替えていくのが大切なんじゃないかなぁと思ってます。というわけで、今年はライフハックブログの更新頻度を高めていきたいと思ってます。幸い、海外にいることで、ネタはたくさんありますので、乞うご期待です。