iOS5になって始まったサービスであるiCloudですが、使い始めて1ヶ月と少しの間にジワジワとその便利さ、ポテンシャルが見えてきました。今日はiCloudのフォトストリームの話です。
iPhoneで撮った写真がiPadやPCで共有できる
ご存知のとおり、iOS5ではiPhoneでとった写真はiCloudのフォトストリームに保存され、iPadやPCですぐに見れるようになりました。もちろんすぐと言ってもネットワークの環境に依存しますが、私の自宅のWi-Fi環境ではiPhoneで写真を撮るとだいたい30秒程度でその写真が送られてきました。特別意識することなくいつの間にか共有できるというのは、頭ではわかっているものの実際に体験してみてみると感動ものです。iPhoneでとった写真を家族に見せるという時、今までだったら小さいiPhoneの画面で見せていましたが、iPadやPCの広い画面でさっと見せることができるというのはやっぱり快適です。
iPhoneとiPadの関係がより明確に
僕はiPadで真面目にカメラ撮影したことはありません。前面のカメラはFaceTimeで使うことはありますが、裏面のカメラを使って「はいチーズ」なんてありえないですしね(ウケ狙いならともかく)。iCloudを利用することで写真撮影はiPhone。写真閲覧はiPadというある意味正しい役割分担ができるんじゃないかと。。。iPadが登場した当初、「iPadはiPhoneの母艦である」みたいな話がされていましたが、iCloudによりまさにそうなったような気がします。
PCとの共有で写真の活用が容易に
さらに、PCとのiCloudのフォトストリーム共有もかなり良い感じに使えます。僕はBLOGを書くとき、iPhoneで素材を撮影したりすることが時々あります。今まではiPhoneで撮った写真はGmailに送ってPCで開く、、ということをやってました。でも、iCloud使えばそんな煩わしいことをしなくてもいいということに気づきました。PCでiCloudのフォトストリーム共有すれば、勝手にPCへアップロードされるんですから。こんなに便利なことはありません。いちおうそのための設定方法を紹介しますが、WindowsとMacで異なります。
【Windowsの場合:フォルダ同期】
WindowsでiCloudを利用するには、iCloud Control Panel for Windows をインストールしておく必要があります。今まで、あんまり使う気はしなかったんですが、フォトストリームを快適に使うのはぜひインストールを!インストールが終わると同期させるフォルダを指定できます。
【Macの場合:iPhotoを使う】キラーサービスとなりうるポテンシャルを秘めている
MacではiPhotoがデフォルトでiCloudのフォトストリーム共有をする機能を持っています。しかし、1点注意事項があります。それは、iPhotoのバージョンが9.2以上であるということ。Lionに最初に入っているバージョンは9.1ですかね?ちょっと細かいことはわかりませんが、この点は気をつけてください。
フォトストリームの連携はいろんな応用が考えられそうで、例えば出先でとったiPhoneの写真がすぐに自宅のiPadに反映されるという状況は、ちょっとした家族のコミュニケーションに使えそうな気がします。
また最近デジタルフォトフレームの販売が流行りですが、iCloudに対応したデジタルフォトフレームとか作ったら爆発的に売れるんじゃないですか?!>メーカー各位。
というわけで、iCloudのフォトストリーム連携を試してない方はぜひ!頭ではわかっていても、実際やってみると感動しますよ。
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