2013年4月27日土曜日

DropBoxのPublicフォルダと共有リンク


ちょっとネタ的に古いですが、DropBoxって2012/10以降の新規ユーザからPublicフォルダ機能を廃止しているんですね。

Publicフォルダ機能とは
以前から使っている人は知ってると思いますが、公開を前提としたフォルダで、そのフォルダ内に格納されているファイルについてはダイレクトにアクセスが可能です。しかも、一部のマニア?は使っていたようですが、実質的にウェブサーバーの公開フォルダ的に利用することが可能だったんです。ちょっと意味がわかりにくいですが、例えばそこにホームページのファイル一式のどーんと置いておけば、HTMLファイルに記述しているjpegファイルや他のページのロケーション(ファイル名)を相対パスでアクセスできたわけです。しかし現在は廃止されているようです。それは、Publicファルダへのアクセスが、
  • <http://dl.dropbox.com/u/{ユーザID??}/{ファイル名}>
のように、推測しやすい構造だったというのが1つの理由として考えられます(現在の共有リンクはユーザIDのところがランダムになっているようです)。意味をわかって使っていればいいんですが、普通のフォルダと同じように使っちゃうと機密データが漏れたりするかもしれません。そういう危険性を除外したかったのかもしれません。

現在の共有リンクは不便
現在は共有リンクのみということになりますが、この方法だと
  • ファイルにダイレクトにアクセスできない
という問題があります。DropBoxのビュワーを介しちゃうわけです。それでもいいと言われればそれまでですが、まあDropBoxをWebサーバとまではいわないにしても、直接参照可能なデータの保存先にしたいときに、これではちょっと都合が悪いことがあるわけです。

解決策
そこで、上記の問題を解決する方法について紹介します。

(その1)Publicフォルダを復活させる
個人的に動作を試したわけではないですが、どうやら、
  • https://www.dropbox.com/enable_public_folder
にアクセスすれば、Publicフォルダが復活するようです。今のボクのアカウントは既にその機能がある状態なのですが、試しにアクセスしてみると、「既に存在します」みたいなメッセージがでてPublicフォルダが表示されるだけでした。

(その2)共有リンクのURLに?dl=1 を追加する
共有リンクの場合でも、URLに ?dl=1を追加するとダイレクトにアクセスできます。
上記のリンクをクリックすれば違いがわかると思います。なお、この方法でアクセスした場合でも同一ディレクトリにあるファイルを参照することはできないようです(ウェブサーバー的な使い方はできないということです。

以上、DropBoxをサーバ的に使いたい方の参考になれば。。。。

2013年4月4日木曜日

旅ハック:京都~関西空港を安く移動する方法

2012年4月 関西空港_013

関西の一部の人限定のネタで恐縮です。関西には、伊丹、関空と2大空港が存在し、いろんな意味でわけのわからないことになっていますが、あまり人気がないのが関西空港。まず空港へのアクセスが遠くてコストがかかるんですよね。しかし、海外線はやはり関空ですし利用せざるをえない。。少しでもコストを浮かせたい。。。。と思う人は少なくないはずです。とりあえず、京都-関空を題材にした小ネタを紹介します。

リムジンバスで行く
空港へのアクセスといえば、バスが王道ですね。京都からは、
  • 関西空港交通
  • 大阪空港交通
  • 京阪バス
の3社がバスを出してます。気になる費用ですが、往復乗車券を使えば4,000円(片道2000円)です。時間はだいたい1時間半前後です。バスって渋滞に巻き込まれたら時間がかかる、、、というイメージを持っている人がいると思います。特に、名神とか京都のインターチェンジ付近が渋滞しやすい、、、そんなイメージを持っている人はネタが古いですよ。
今は、京都近辺の高速道路も充実してきて、第2京阪というのが開通しています。関西空港に行くにはこれが利用できます。京都の十条(京都駅の少し南)あたりから入ってそこから、
京都市内→第2京阪→近畿道→阪神高速湾岸線→関空
という経路で、関空前まで行けるようになってるんです(参考リンク)。近畿道で若干渋滞があるかもしれませんが、昔に比べると渋滞もしにくくなっていますので、ユーザはどんどん増えている感じですね。

鉄道で行く
ボクは鉄道が好き(というかバスがあまり好きでない)なので、実は普段は鉄道です。JRには“関空特急はるか”という特急があり、これに乗ると京都から乗り換えなしで関空へ行けます。個人的に電車が好きなのは
  • 酔いにくい(個人差あり
  • 車内の広さ
  • 駅弁でも食べながら、、旅行気分を味わえる
  • 万一の時降りられる
というメリットがあるからです。
個人的には断然はるかなんですけど、はるかってあんまり人気がないんですよ。なぜか?まず、値段が高い。はるかの料金は、この春から少し安くなる(片道料金2770円)のですが、それでも高速バスに比べたらちょっと高いですよね。。。で、実は、ここが本命のネタなんですが、JRは密かに?
はるか往復割引きっぷ
というのを発売しているんです。これは、


  • 指定席込で往復で 4700円(2350円)
  • 有効期限14日間
  • 電話またはみどりの窓口でのみ受付
  • 指定席予約はみどりの券売機で可能

という切符なんです。切符の購入は、ボクは電話でオペレーターにカードの番号とか話すのがどうも嫌なので、ちょっと面倒ですが窓口で買うようにしてます。とりあえず、切符の購入時に「行き」の座席だけ予約して、「帰り」は当日にみどりの券売機で予約するのがベストです。飛行機が遅れるかもしれませんからね。
時間は1時間20分とバスよりも若干早い?(バスもこれぐらいでつくことがありますが)、料金的にも高速バスに近づいてます。
もう1点、はるかが敬遠されるのは鉄道が遅れるケース。JR阪和線とかJR京都線とかはよく事故で遅れるイメージがあります。一度、帰りの便でJRが全線全滅していた時は払戻をしたことがあります。幸い、「行き」ではトラブルには遭遇してませんが、帰りはともかく、行きに遅れると飛行機に乗れなくなります。そういう点でバスに比べるとリスクが高いですね。

裏ワザ?京都・関空アクセスきっぷ
関空~なんばの間は、私鉄で“ラピート”という特急があります。しかし。京都までは行かないので関係ない、、、、と思ったらそうでもないです。数年前から、
京都・関空アクセスきっぷ
なるものができて、これは、
阪急電鉄→大阪市営地下鉄→南海
と鉄道会社をまたいで1200円で関空まで行けるというやつです。ラピートに乗るにはプラス300円らしいです。ただし、時間は2時間はかかるらしく、しかも、通常の電車ですから通勤ラッシュの時間とかにスーツケース持って電車に乗るのは無謀でしょう。まあ個人的には勧めませんが、荷物が少なく、とにかく安くしたいのであればこれはありかもしれません。

以上、関西空港の利用を検討される方は参考にしてください。