ライフハッカーおちくんとして、2009年デビュー。とりあえず100のネタを書いていくことを目標にBLOGを書いていき、2010年になんとか到達。順風満帆かと思いきや、相変わらず時間とタスクに追われる日々を過ごす、闇落ちライフハッカー。もはやライフハックなネタもなく、日々の思いついたネタを不定期に提供していきます。気楽におつきあいください。
2012年4月27日金曜日
Google Driveファーストインプレッション
Google Drive がついに来ましたね!個人的にGoogle大好きなこともあり、久しぶりにワクワクするサービスです。さっそくサービス開始のメールを受け取りましたので、速報的におちくんのGoogle Driveファーストインプレッションをお届けします。
Google版Dropbox?
まず最初に皆さんが思うのはこの点でしょう。確かにローカルのフォルダと同期させるという点は類似ですね。しかも、DropBoxに比べて値段がやすく、データ容量の種類も豊富です。唯一心配なのは、まだ稼働実績がないということ。DropBoxはいくつかある同期サービスと比較して圧倒的な安定感があります。この点はGoogle Driveはまだこれからのサービス。使い始めた今ではなんともいえませんが、まあ、あの天下のGoogle様が提供するサービスなんだから、どこかみたいに同期アプリが不安定だったり、データが消えたっ。。。なんてことはないでしょう。。と信用するかはあなた次第です。
ただ、このGoogle DriveをただのGoogle版Dropboxと思うのはもったいないです。以下、私のファーストインプレッションとして感じるGoogle Driveの可能性について書きます。
検索機能がある
あのGoogleが提供するわけですから、当然検索機能に期待がもてます。実際、テキストだけでなく画像認識も実装していて検索についての優位性をGoogle自身が発表してます。この機能で何がうれしいのか?これはEvernoteのようなドキュメント管理ができるということを意味します。もちろん現状ではタグなどはないですけどね。個人的にはGoogle DriveはDropboxではなく、Evernoteを意識したサービスであると思います。
Google Driveアプリと連携
これはとても興味深い機能です。元々、GoogleDocでは様々なオフィス系アプリが標準で提供されていましたが、開発者用にGoogle Drive SDKが用意されたことでGoogle Driveと連携できるようになっています。ライフハック系の皆さんの目を引きそうな話題としては、MindMeisterがGoogle Drive対応になっているのことですね。Chromeのブラウザ上でGoogle DriveからMindmeisterへシームレス(ちょっとワンクッション入りますけど)に起動できます。実はボクはMindMeisterは今まで使ってなかったんですが、これは使ってみようかと思いますね。その他、Google Driveと連携したChromeアプリがたくさん出てくる予感がします。しばらくは、このあたりの話題がライフハック界隈で盛り上がるのではないでしょうか?
Google Drive = Dropbox +Evernote
個人的にはこんな印象です。今のところタグ機能がないですが、方向性としてEvernoteに近づいていくはずです。GoogleにとってDropbox的な同期機能は、データを収集するためのサブ的な餌であって、真の目的はユーザの持っているローカルなデータでしょう。これは意外なことでもなんでもなく、Googleは昔からGoogle DesktopとかChromeOSといったアプローチでローカルのデータを範疇にいれようとしていたわけですから。Google Driveのやり方はとてもスマートだと思います。また、将来的にサードパーティからEvernoteみたいなアプリが出てくる気がします。Google Driveはそんな可能性を持っていますし、それがDropBoxともEvernoteとも違うところですね。
個人情報が心配だ
検索機能を実現するためにはデータの解析は当然されます。これは意外でもなんでもなく、例えばEvernoteでも、キーワード検索や画像検索などができるのは当然サーバー側で解析されているからです。ただ、Evernoteと違うのは、様々なサービスで利用されるということ。Evernoteの場合はその中で閉じています。しかし、Google Driveの場合は、検索サービスや広告などの2次利用が想定されます。この是非については、、、皆さんにお任せします。ボクは、、、Google大好きなので気にすることなく使うと思います。
サービスが続くかちょっと心配だ
まあ、これはGoogle Docの延長ですから、まず大丈夫でしょうけど。。。Googleって時々、サービスを突然やめる時があるんですよねー。「おまいらの個人情報すべて手に入れたから、、じゃっ」ってドロンと消えることは、、ないですよね?
以上、ざっとファーストインプレッションを述べてみました。皆さんも一度試してみてください。
2012年4月15日日曜日
えらべる自由!auiPhoneのメールがちょっとイイ感じに!
auiPhoneには4つのメールサービスが存在する
auには従来から提供しているメールサービスとの互換性や新サービス導入の時系列的なズレから、結果的に4つのメールサービスが存在することになります。
(1)SMS(i) ・・・Cメールのこと。3.15円/通。メッセージアプリを利用。
(2)EZWebメール ・・・非プッシュのEZWebメール。メールアプリを利用
(3)◎EZWebメール・・・プッシュ対応のEZWebメール。
(4)MMS ・・・ 国際規格に対応したEZWebメール。メッセージアプリを利用
元々、(1)(2)を提供していたわけですが、プッシュ型への対応やメッセージアプリへの対応が望まれ、(3)や(4)が後から出てきたということです。(2)~(4)のメールは全て同じアドレス(~@ezweb.ne.jp)で使うことができます。しかしMMS利用の設定でも注意書きがありますが、(3)と(4)を併用できません。
iPhoneのMMSを使いたくない理由
ついに待ち望んだMMSが登場し喜んでいる人に水を差すようですが恐縮ですが、以下の理由により個人的にはiPhoneのMMSはあまり好きではありません。
(a)長文が不向き
吹き出し形式によるコミュニケーションができるメッセージアプリはとても魅力的ですが、どちらかというと短い内容(メッセージ)を送ることを想定しています。長文を受け取ると画面をオーバーしてしてしまって吹き出しの意味がなくなります。下記は、MMSで長文を受け取った場合の例です。もはや吹き出しの意味がありませんね。(下記の例がソフトバンクになっているのは気にしないでください。昔のログを流用しましたので)
また長文のメールを書くのもちょっとやりにくいです。ボクはちょっとした文面をケータイアドレスに送信する機会が多いので、吹き出し画面はどうも好きじゃないんですよね。
(b)BCCが利用できない
メールの宛先にはBCCというのがあります。BCCの利点は、BCCに書いたアドレスは他の人から見えないというところにあります。複数の相手にメールを送るとき、プライバシー保護、個人情報保護の観点から、ToやCcに複数の宛先を書いて送信することは好ましくありません。このBCCがメッセージアプリ(つまりSMS/MMS)では対応していません。このBCCはメールアプリ、つまり(2)(3)で対応しています。個人的にはBCCをよく使っているので、この問題は重要です。
メールの宛先にはBCCというのがあります。BCCの利点は、BCCに書いたアドレスは他の人から見えないというところにあります。複数の相手にメールを送るとき、プライバシー保護、個人情報保護の観点から、ToやCcに複数の宛先を書いて送信することは好ましくありません。このBCCがメッセージアプリ(つまりSMS/MMS)では対応していません。このBCCはメールアプリ、つまり(2)(3)で対応しています。個人的にはBCCをよく使っているので、この問題は重要です。
(c)他の端末から利用できなくなる
これはauiPhone独自の機能ですが、(2)のEZWebメールは通常のimapを利用したメールアクセスなのでIDやパスワードを利用します。で、このIDやパスワードは他の端末(PCなど)で利用できるのです。ボクはソフトバンクのiPad2でよくEZWebメールを書いています。ソフトバンクの3G回線使ってauのEZWebメールを書くってなんか不思議ですが、EZWebメールでちょっとした長文を書く際には便利なんですよ。このように他の端末から利用できるのは(2)だけです((3)でも裏技を使うとできるらしいですけど)。MMSではできません。
(d)吹き出しインタフェースは一般的ではない
これは意外と気づかないことですが、MMSで吹き出しが使えるようになって嬉しさのあまりにいろんな人にメッセージを流したくなりますが、ちょっと待って下さい。あなたはiPhone使って吹き出しを楽しんでいるかもしれませんが、相手もiPhoneを使っているとは限りません。もし、相手がiPhoneでなかったら、あなたのメッセージは単なる短いメールです。受け取る側からすると、短いメールがどんどんやってきてうっとおしいだけかもしれませんよ。
メールアプリとメッセージを同時に使うというソリューション!
実はauiPhoneでは上述の(2)と(4)を同時に使うことができるということがわかりました。ほとんどの人が(2)から(3)へ移行してしまっていたり、auのEZWebメール設定が(3)を基本としていることから、メールとメッセージのどちらか一つだけと思われている方もいると思いますがそうじゃないんです。(2)を利用することで(4)も使える。。。つまり、メールとメッセージを同時に使うことができるんです(設定方法はここでは述べません)。この併用により、上述の(a)〜(d)の問題がすべて解消します。つまり、
◯メッセージ ・・・ 短文送信。個人宛メール。
◯メール ・・・ 長文送信。BCCを利用した同報送信。iPadからの確認。
というように状況に応じてメールとメッセージを使い分けできるようになるのです。ただ、併用した場合、メールとメッセージの両方にメールが受信されるという欠点があります。これはちょっとうっとうしくなりますので、(2)のEZWebメールのメール受信を手動にすることで回避できます。
ただ、手動で読み込んだ時にどどっとメールがやってくることは注意してください。
さあ、auiPhoneの人、どうしますか?メールかメッセージを単独で使いますか?それとも併用して使い分けますか?自分のメールスタイルにあった「えらべる自由」を選びましょう。
(2012/4/16追記) MMSを有効にするとIMAPメールを含めてサーバに30日間しか保存されないようです。30日より過去のメールが消えてしまうので注意してください。
(2012/4/16追記) MMSを有効にするとIMAPメールを含めてサーバに30日間しか保存されないようです。30日より過去のメールが消えてしまうので注意してください。