2011年5月29日日曜日

テレビ体操で運動不足を解消しよう ~テレビ体操に隠された5つの魅力を紹介~

radio calisthenics (ラジオ体操) #131

ここ数年、運動不足でメタボなおちくんですが皆さんはどうですか?なかなか運動する機会がないというのが正直なところ。そこで僕は、先週からテレビ体操を始めました。実は昨年度も夏にやっていたのですが、寒くなる季節と同時にやらなくなってしまいましたので、この度再開したわけです。今日は、そのテレビ体操に関するネタです。

ライフハックを妨げる運動不足の罠
運動不足になっているのは、年を取るにつれてそもそも運動することの必要性を感じにくくなっているというのは1つあるかと思います。もちろん、ダイエットというのも動機にはなりますが、それ以上に「運動<仕事」という仕事優先の考えがあるからです
特に、デスクワークが中心な人は、なおさらその意識が高いと思います。しかしそれは大きな勘違いです。筋力、体力というのは、スポーツや体を動かすためだけのものではありません。デスクワークであっても、仕事への集中や継続には体力が必要です。最近、集中して仕事できなくなったとか、長時間続けて仕事ができなくなったというのは、筋力や体力の低下が原因です。ライフハック=仕事の効率化の視点から考えれば、運動不足は無視できない問題なのです。

テレビ体操で運動の習慣を
そこでテレビ体操です。テレビ体操をすすめる理由はとにかく手軽なこと。今まで運動なんかやってこなかったものが、いきなり朝のジョギングとかできるわけがありません。やっても3日坊主で終わる可能性が非常に高い。テレビ体操なら、布団から出てテレビの前に立つだけ。寝間着のままでもOK。雨が降ったって関係ありません。まずは敷居を下げることで、運動する習慣づけを図ることができます。こういった点でテレビ体操はオススメできる運動なのです。

テレビ体操に隠された5つの魅力
うーん、そうはいっても所詮ラジオ体操でしょ?と半信半疑の方!テレビ体操には視聴者が毎日継続できるような隠されたポイントがあります。これが今日の本題です。以下、その5つの魅力を紹介しましょう。

1.日替わりの補助体操が良い
テレビ体操の番組は10分間ありますが、その構成は、
  • みんなの体操
  • 補助体操
  • ラジオ体操第一or第二
という構成です。みんなの体操とラジオ体操のあいだある補助体操がポイント。日によって内容が変わり、普段使わないような箇所のストレッチでとても気持ちが良いのです。正直、この補助体操のためにテレビ体操をする価値があるといっても言いすぎではないでしょう。

2.アシスタントがローテーションで入れ替わる
アシスタント(体操のお姉さん)は番組では4名(最初は3名)出てきます。全員で7名ほど在籍しているようですが、この7名が日によって入れ替わりながら体操をしてくれます。アシスタントにはメイン・サブの役割があり、メイン役のお姉さんにはカメラがもれなくズームします。このメイン役も日替わりですので、今日はどのお姉さんが主役なのかを予想してみるのもいいでしょう。そして、3人のフォーメーションも微妙に変わったりします。椅子にすわる人、斜め向きの人などの型のバリエーションがあります。椅子にすわる人が2名いるというレアな日もあります。今後も様々なフォーメーションが期待できそうです。

3.お姉さんのレオタードも毎日変わる
おそらくこの番組は本当の生ではやっておらず、まとめて収録しているのではないかと思います。ですが、体操のお姉さんの着るレオタードは毎日変わるという芸の細かさがあります。さすがNHK。お金のかけ方が違います。なお、レオタードもローテーションしてるのかは不明です(さすがにそこまで覚えてません)。

4.ピアノは日替わり奏者の生演奏
みんなの体操とか、ラジオ体操とか同じメロディなんだから録音したオケをバックにできそうですが、テレビ体操では生演奏です。これは補助体操の内容が日替わりなので、それにアレンジした曲を用意するからです。そしてピアノの奏者も日替わりです。3名ほどおりこれもローテーションで切り替わります。番組中に10秒ほど奏者の案内があるのですが、この時に即興?のメロディを奏でてくれますので聞き逃せません。なお、奏者の一人”名川 太郎”さんの無愛想なクールな挨拶は、個人的には非常に惹かれます。

5.指導員も日替わりです。
指導員も3名おり、日替わりで出演します。指導員が体操をすることはなく、基本的には体操の説明と掛け声だけです。しかし、体操の合間に視聴者に体操を継続させようと思わせるちょっとしたワンポイントの話があったりします。これも聞き逃せませんね。


以上、5項目を挙げましたが、いずれの項目も視聴者を飽きさせない配慮からきています。毎日同じことを繰り返していけば、視聴者は離れていきます。体操というのは毎日続けることに意味があるわけですから。そのためのコストをケチらないというのはさすがNHKといったところでしょう。
なお、テレビ体操なんかで運動になるの?と思っている人は、まずは真面目に取り組んでみてください。3日で筋肉痛になりますから。また、早起きが苦手な人もテレビ体操をきっかけに規則正しい生活を送れるのではないでしょうか?

目標まであと2日分

2011年5月15日日曜日

Windowsの更新に失敗する場合の傾向と対策



Posterousに掲載していたネタ記事ですが、アクセスが増えてきたようなので、正式な記事としてアップします。

Windows Updateについて理解しよう
近年のOSは、アップデートをするのが常識的なわけで、Windowsも毎月1回はアップデートが行われます。通常は、WindowsUpdateというサービスが動いていて、
  • 原則として月に1回行われる(緊急のアップデートは除く)
  • 日常生活利用している時に、アップデートのダウンロードを開始し、バックグラウンドで動かす
  • シャットダウン時や起動時にそのアップデートを完了する処理が行われる
というのが一般的です(設定で変更することはできます)。

自動更新は要注意
しかし、上記後者の「シャットダウンや起動時のアップデートを完了する処理」が曲者で、急いでパソコンを起動したい/終了させたいと思っている時に限って、マーフィーの法則のごとく、アップデート処理が始まったりします。そして最近は、Windows7になってからでしょうか?
  • 起動時のアップデート処理に失敗する
という厄介な事象が起こっています。今回のBlog記事のネタもこの件が発端です。Twitterをサーチしてみますと、2011年5月のアップデートでこのトラブルが起こっているようですが、実は2010年10月のアップデートでも同じ現象が起きてました。具体的には、
  • Windowsを起動したら「更新プログラムを構成中です。電源を切らないでください」というメッセージのまま0%から動かない
という事態が発生します。このトラブルが問題なのは、
  • いつまでたっても更新されない
  • 最悪、OS起動しなくなる
というケースに発展する場合があるからです。そこで、以下のポイントを読んでどのような対応を取るのがベターであるのかを判断していただければと思います。

しばらく待てば起動する(らしい)
このようなエラーというのは、更新プログラム自体にバグがあることが原因です。そうなるとお手上げ、もう強制電源断、、、と思ってしまいますがちょっと待ってください。どうやらWindows7の更新プログラムは少し賢いようで、
  • 更新が進行しない場合は、エラーが発生したと判断して更新プロセスから抜け出して通常通り起動する
という機能を持っているようです。その際は、「更新が失敗しました、、」というようなエラーがでて、ログインが完了します。ただし、更新はされていません。というわけで根気よく待ってみるというのが第一の手です。ただ、どれくらい待てばいいのか?とのは、ちょっと未確認です。ただひたすら待ちましょうとしかいいようがありません。私の場合は5分くらいで、「失敗しました」のエラーがでた気がします。

そのまま起動しないこともありうる?
しかし、上記の「更新プログラムから抜け出す」という機能にバグがある可能性も否定できず、もしかすると永遠にお待ちくださいの状態になることもあるかもしれません。これをどう判断するのか?残念ながら僕にはその解はありません。皆さん各自の判断にお任せするしかないです。ちなみに僕は、自己責任で思い切って電源をきって再起動したら、無事起動したわけですが、この方法はリスクが高いということを十分理解してください。

セーフモードで起動せよ
もし、強制的に電源断をした場合、そのまま電源をいれるとまた同じように更新プログラムが動き出す場合があります。それでちゃんと更新が完了したり、ログインが完了できればいいのですが、もしまた同じような状況に陥ったら、、、最悪です。更新失敗→強制電源断のループから抜け出せず、いつかはディスクエラーを起こし再起不能となります。この状況は絶対に避けなければなりません。そこで、再起動する際は、セーフモードで起動してください。起動時にF8を何回か押すとセーフモードへの移行画面がでてきます。セーフモードでは、更新処理をしないままWindowsにログインしますので、次のステップに進むことができます。

自動更新ではなく手動更新で
無事ログインできたら、
  • 手動でWindowsUpdateする
というのが、この問題に対するベターな方法です。コントロールパネルから、WindowsUpdateを起動し少なくとも重要な更新は全て選択して更新ボタンを押してください。この処理を終えたあとに再起動を求められますが、おそらく問題なく起動すると思います。

不意なトラブルを回避する
個人的には、WindowsUpdateの手動更新はこういったトラブルのときだけではなく、
  • WindowsUpdateは気づいた段階でできるだけ手動でおこなっておく
というのがポイントだと思ってます。PCの起動やシャットダウンの時間というのは、ほんと無駄な時間です。朝、仕事に出てきてさーやるぞーっと思ったらなかなか起動しないというのはテンションが下がりますしね。また、緊急の作業が必要な時に起動に時間をとられたりこんなトラブルにあったりするのは、とてもストレスが貯まります。PCというのは日常当たり前のように使っているツールですが、だからこそ不意のトラブルを避けるというのが、大切な事だと思います。

以上、めずらしく?Windowsのネタを紹介しました。今のところトラブルに会ってない人も、いつかはその時が来るかもしれません。気をつけてください。また、今回のようにPosterous(ネタ帳)でアクセスが増えたような記事は、需要があると判断して本記事に格上げ掲載していこうと思います。

目標まであと3日分

2011年5月7日土曜日

観光農園が熱い!休みの家族レジャーにいかが?


ゴールデンウィークも終わっちゃいましたが、皆さんどのように過ごしましたか?我が家では近郊に出かけるのが中心で、特に旅行というのはしませんでしたが、実はチョットしたハック?ネタがありますので紹介します。

毎年イチゴ狩りに行ってます
実はイチゴ狩りに行ったんですが、毎年恒例の行事になりつつあります。今年で4年目になるかと思います。「イチゴ狩りねぇ、、そんなに面白いの?」「どれだけイチゴ好きやねん」という声が聞こえてきそうですが、実はそうじゃないんです。イチゴ狩りって、イチゴ採って食べて終わりでしょ?子供向けサービスじゃん、、、と思っているならそれは大きな間違いです。

観光農園の付加サービスがスゴイ
私が行っているイチゴ狩りの観光農園は、
  • バーベキュー付き
というオマケがあります。具体的にいうと、イチゴ狩りが終わったあとバーベキューというスケジュールになっており、
  • バーベキューのための食材
  • バーベキューのための機材とスペース
を用意してくれます。機材とスペースについては、まず場所は屋根付きの家舎が用意してあり、炭火焼のスペースのついた座席があります。炭火は農園の人が火を起こして用意してくれますので、火おこしの手間は一切かかりません。食材も質の良いものを用意してくれて、おにぎりやビールもあります。まさに至れり尽くせりのサービスです。



さらに遊びの付加サービスも
最近は、野うさぎに触れられる野うさぎに小屋や、金魚釣りスペース等、付加サービスを増やしています。バーベキューとビールタイムでお父さんがのんびりしている傍ら、暇を持て余している子供には絶好の遊びスペースも用意されています。


いちごも美味しくいただけます
おっと、本来の趣旨であるいちご狩りも楽しいですよ。自分で取ったイチゴがそのまま食べられるというのはいつもと違ってとても楽しいものです。


今回の記事では、私の行っているいちご狩りのところをネタにしましたが、べつにここがオススメというわけではありません。全国各地には観光農園がたくさん存在していると思いますし、おそらくここのようにいろいろな創意工夫がみられると思います。
私が学生の頃は、サークルのイベントで田舎のいちご狩りに行っていたのですが、それはもうイチゴをとって終わり、、、という非常にシンプルなもので、サークルのイベントでなければ再び来ようとは思わなかったですね。もし、そういうイメージを持っている方は一度、近郊の観光農園を探してみてください。きっと、昔とは違った感じになっていると思います。農家もどんどん進化しているんです。

ゴールデンウィークは終わりましたが、家族でのレジャーの選択肢として、観光農園いかがですか?

目標まであと4日分

2011年5月4日水曜日

人はなぜ学ぶのか ~せかいはつ勉強会vol2に参加してきました~


報告が遅くなりましたが、先月、名古屋で開催された「せかいはつ勉強会vol2」に参加してきました。Nagohackのメンバーでもあるコースケ殿が運営スタッフになっているというのと、表題にあるテーマ「人はなぜ学ぶのか 」にも惹かれました。たぶんこの問いの答えは1つではないと思います。どんな考え方があるのか、いろいろな視点を得られればなぁと思って参加したわけですが、収穫がいろいろあありほんと参加して正解でした。なお、上の写真はグループワークで書かれたシートです。グチャグチャのようですが、以下の話を読んでから見直してみると、どんな意見がかわされたのかわかるかもしれません。なお、一番手前のエリアが私の書いたものです。

人はなぜ学ぶのか
いちおう、この問いに対するボクの答えはこの会に参加する前から持っていまして、それはズバリ
です。この漢字をみて「ラク」「楽しむ」の2つのイメージが湧くと思いますが、それがボクの狙い。なんで勉強しないといけないの?、、、という問いかけに対しては
  • 将来、人生(仕事)を楽しむためだよ
と答えるようにしてます。逆に言うと、「楽(ラク)」するためではないということ。もちろん、ラクをしたいという欲求は人間なら誰でもあるわけですし、ライフハックというのは仕事をラクにするという側面も持っています。ただ、ラクを目的としてしまうと、人は手を抜くという方向に走りがちになります。特に学びに関してそれがいき過ぎると、たくさん勉強して有名大学に入って有名企業に就職できれば将来「ラク」ができる、、、という発想になってしまいます。学んだ知識はラクをするためのものではなく、その知識を社会のために活かすことが大切なのではないか、、、この点は個人的に気にしていることでして、そういう意味も込めてグループでも投げかけてみました。グループ内では、他に
  • 生きるために学ぶ
という意見も出て、「それって楽しく生きるためだよね」、、という話にもつながっていきました。

そもそも学びとは何か?
さらに学びとは何か?という話につながっていき、いわゆる「お勉強」と「学び」は違うのではないかという話にもなりました。「お勉強=学校」、「学び=学校外」という分類ができ、「学びには自主性や楽しさが潜んでいる」という話になりました。その際、なぜ学校での勉強は学びではないのか?という話にもなり、
  • 学ぶ目的が見えにくい
  • 学びたいこととマッチしない
  • 学びたいことと学ばなければならないことの存在
  • 先生の雑談は面白かった
  • 実は先生も教えたいことと教えなければならないことがあるのでは?
などと話が広がり、学校という場は学びには不適切な場なのではないかというちょっと過激な話にもなりました。

学びとは無駄である
最後に、グループ内では
  • 学びとは無駄である
という名言?が生まれました。実は僕が思いつきで書いた迷言ですが、グループ内での話をまとめてみると、自然とこの言葉が出てきました。この言葉がでてきた経緯は次の通りです。
まず、学校の先生の雑談が面白い、、という話が上がったように、雑談というのは無駄な話。でもそこに学びがあるのではないか?また、最近の社会は無駄を省くことが最優先されているが、仕事中の無駄から人とのコミュニケーションや学びが生まれてくるのではないか?そして、「無駄」の基準は人それぞれであり、他人が無駄なことをやっていると思っていても、実はその人にとっては無駄なことではなく学びである可能性がある、、、等々、無駄の中に学びが隠れているのでは?という話になりました。そこからこの迷言がでてきたわけですが(ありがちな言葉のような気もしますが)、個人的にはけっこういい言葉だなと自画自賛モードです(笑)。

この会も無駄から始まった!
この会もはじめにちょっとした無駄なエピソードがありました。最初のアイスブレイクタイムの時、このグループで集まって「日頃の悩み」というテーマでそれらをシートに書いていたとき、隣にいたメンバーがボクのエリアにコーヒーをこぼしてしまったのです。この事から、「おっちょこちょい」という項目が生まれ、そこから「どうすれば彼のおっちょこちょいを治すことができるか?」というグループの悩みテーマが生まれました。で、このテーマから「なぜそのような行動をとったのか」「動きに無駄があった」など意見が出たのですが、結局このエピソードからグループのメンバーは打ち解け、いろいろなアイデアが出ただけでなく、「無駄」というキーワードもその時に生まれたわけです。コーヒーをこぼしたという彼の動きは無駄だったわけですが、それが「無駄」というキーワードを産み出して、以降の「学び」の話につながっていったというこの偶然に、グループのメンバーは皆驚いてましたね。

以上、ちょっとまとまりのない文章になってしまいましたが、「人はなぜ学ぶのか」をテーマに、いろんなものを得た気がします。この会は初参加でしたので、いつもと違うクラスタの方々と出会えましたし、ワールドカフェの手法も参考になりました。

目標まであと5日分